shiBano日記

2020 / 11 / 21  12:08

共に学ぶ

共に学ぶ

1学期から阿武小学校3年生と一緒に奈古浦の町を勉強してきました。
2学期に入り、今度は昔の道具や暮らしについて勉強したいとのことで、奈古浦地区を題材に勉強することになりました。

第1弾は八代峰月堂さん。
100年以上続くお菓子屋さんなので、古い道具もたくさん!!

みんなで見学に行かせていただきました♪

まずは現カドノヤシロへ。
2階を見せていただいた後はその隣にある蔵へ!
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暗いのでみんな恐る恐るではありますが、興味津々で蔵へ入ります。

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蔵の2階の大きな梁には「明治弐拾貳歳四月」の文字が。
今から約130年前に建てられたことがわかります。

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その蔵では昔アイスキャンディーを売っていた時の道具やおせんべいを焼いていた型、おまんじゅうを作っていた道具など、いろんな物をみせていただきましたよ。

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峰月堂の工房でも、落雁や羊羹の型、バナナまんじゅうを焼く機械などを見せてもらい、子どもたちも(私も!)大興奮でした!!
昔のお菓子と今のお菓子の違いなども教えてもらいましたよ♪

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昔の道具や作り方は一見古臭く見えますし、不便にも感じます。
しかし、使いようによっては昔の道具の方が便利な時もありますし、お菓子の作り方にしてもやはり昔のお菓子の基礎があって今の新しいお菓子ができています。

昔のやり方も大切にしていって欲しいと八代さんはお話ししてくださいました。

次回は河野酒造さんにお邪魔する予定です🍶
教科書や写真で学ぶより、実際に実物を見て感じる授業をみんなに楽しんでもらえたらいいなと思います♪

記事/吉岡

2020 / 11 / 19  15:00

100年以上続く阿武の味を子どもたちに

100年以上続く阿武の味を子どもたちに

みなさんは蒸気船まんじゅうをご存知ですか?
その名の通り蒸気船の形をしたおまんじゅう。


阿武町では100年以上、八代峰月堂さんよってこの蒸気船まんじゅうが受け継がれてきました。


十字路の角にあったことから「カドノヤシロ」という相性で親しまれ続けていましたが、現在は道の駅阿武町で販売されています。(工事中でもうすぐ再開予定です!)
その受け継いだ技術や味を知ってもらおうと、毎年阿武小学校と福賀小学校の6年生に蒸気船まんじゅうを焼く教室をされています。

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まずは八代さんにお手本を見せてもらって、自分たちで焼いてみます。
私も一緒に焼かせてもらいましたよ♪
八代さんは簡単にぴょぴょいっと焼いてみせますが、これがやっぱり難しい!!


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八代さんが軽々持っている型は重たく、支えるのもやっと💦
「思ったより重い、、」と言いながら、はじめは手伝ってもらいながら支えます。


八代さんが「離すよ?大丈夫?」と型を子どもに委ねると不安そうにも一生懸命型を支えていました。
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生地を「このくらい?まだ??」と確認しながら流しこみ、流した後すぐにあんこを乗せ、また生地を流します。
ぎゅっと挟んでゆっくりと火にかけ焼き上げてもらいます


そうして焼きあがった自分の蒸気船まんじゅう。
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ほかほかで、子どもたちも「あったかいね、〇〇ちゃんの綺麗に焼けたね」と、とても嬉しそうに持って帰りました。


焼いた後は質問タイム。
八代さんのお話を聴きながらそれぞれいろんなことを感じたのではないでしょうか。
阿武町で受け継がれている蒸気船まんじゅう、子どもたちの心にも残っていくことでしょう。


記事/吉岡

2020 / 11 / 17  15:00

京雷さんぽ

京雷さんぽ

tysテレビ山口で放送されている週末ちぐまや家族の「京雷さんぽ」でおなじみの、雷太郎さんと京太郎さんが阿武町を訪れました。

奈古浦地区を散歩する中で、shiBanoに寄ってくださいました。

 

 

shiBanoスタッフの吉岡が施設紹介をした後は、

shiBanoに居合わせた、地域おこし協力隊の藤尾さんが取材を受けました。

藤尾さんの活動に関しては、以前書いたこちらの記事をご覧ください。

 

 

阿武町の特産品である無角和種に、雷太郎さんと京太郎さんは興味津々。

藤尾さんのお陰で、お二人に無角の魅力が伝わったのではないでしょうか。

 

  

雷太郎さんと京太郎さんは、”さんぽ”を通して阿武町をどのように感じたのでしょうか。

阿武町で行われた撮影は、11月21日(土)の9時25分から 「週末ちぐまや家族」にて放送されます。お見逃しなく!!

 

 

番組の予告はこちら。

https://www.youtube.com/watch?v=4GHbEti80e8&feature=emb_title

  

記事/小野

2020 / 11 / 14  15:00

たのしいおいしい!

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11月8日 日曜日
萩ふるさとごはんプロジェクトの皆さんが企画された「萩ふるさとごはん おでかけクッキング」の第1回目が阿武町で開催されました!
このプロジェクトは萩ジオパーク活動補助金を活用しているとのことで、市町の壁を超えて阿武町での開催となりました。

第1回目は「採れたて野菜でチャチャっとランチ」
収穫体験をし、採ったお野菜で作れるお料理を教えてもらいました。

収穫体験は奈古の土(つち)地区の梅地孝也さんの畑にお邪魔しました。
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梅地さんは約200種類の野菜を、農薬や化学肥料ではなく米ぬかや籾殻などで育てています。
だからこそ、採ってすぐに口に入れても問題ない!
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野菜のどの部分を収穫するのか、どんな風に育つのかも一緒に教えてもらいながらつまみ食いもさせてもらいました♪

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とれたての野菜を圃場で食べる贅沢に、子どもたちもとても嬉しそうでした✨




楽しくお野菜を収穫させてもらった後はshiBanoでお料理教室です!

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先生は萩市の田町商店街でレストラン「La Ceiba(ラセイバ)」の浅井朗太さん。

タイトルの通り、チャチャっと作れるシンプルで美味しいお料理を教えていただきました🍝

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包丁を握り慣れない手つきで野菜を切る子どもたちにお母さんたちはハラハラしながらも見守りました!


そんなこんなで出来上がったお野菜ランチ🍽
みんなでいただきます✨
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みんなで採って料理して一緒に食べるご飯は、楽しくて美味しくて幸せで◎
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お野菜が苦手な子も、「苦味が、、!」と言いながらも笑って食べていましたよ🥬🍅🍆

ご飯の後は奈古浦の町をお散歩しました🚶‍♀️🚶‍♀️
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元気に駆け回る子どもたちの声が地区内に響いていて、町の方を何事かと驚かせちゃいました💦
快く相手してくださった皆さんありがとうございます!!


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今回のように、自分で採ったお野菜を自分で調理するという経験は、子どもたちにとっても貴重で楽しい思い出になったことでしょう。


記事/吉岡

2020 / 11 / 12  15:00

田舎者の挑戦

田舎者の挑戦

11月の第1日曜日に行われている福賀大農業まつり。

コロナでイベントがどんどん中止になる中、阿武町農村青年協議会(以下のうせい)「負けてたまるか!なんかしちゃろう!」と奮起し、オンラインで開催することになりました!
私も例年通り(今年で8年目!)司会者を努めさせていただきましたよ✨

 

福賀大農業まつりは毎年たくさんのステージイベントを開催し、お客さんを巻き込んで一緒に作り上げていくお祭りです。

それを今回はオンラインで、お客さんは画面の向こうにいる状態でどんな風に行われていくのか、不安と期待半分半分でした。

のうせいの皆さんも初めてのことなので、カメラの切り替えや音響など何度も確認をしながらリハーサルを行いました。慣れないことになんじゃかんじゃ言いあい、みんなおかしなテンションになりながら迎えた本番!!

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保育園児による懐かしの「カメラに向かってごめんなさい」や福賀小学校児童による「ふるさと夢太鼓」などの企画でほのぼのスタート☺️


その後はメイン企画である
「昼夜逆転 深夜のミッドナイトラジオ」
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事前にツイッターで都会の人たちに田舎のイメージや質問をテーマごとに募集し、それにリアル田舎者たちが答えていきます。
なんと町長も参加して忖度なしのぶっちゃけトークになりました!

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その他福引大会に福賀神楽保存会による神楽舞のライブなど盛りだくさんの内容でのお届けでした。
 


途中音声トラブルもありましたが、どうにか終わった「福賀大農業まつり オンライン特別版 お、おんらいんってなんじゃ〜」

帰って来ることのできない福賀出身の友人や兄弟、農業まつりに毎年来てくださっている町内外の方など約50名の方が観てくださっていて、コメントでもたくさん応援をいただきました。

中には「動いてる親の姿を久しぶりに見て、懐かしくなったよ」と後で連絡をくれた友人もいました。

 

今回オンラインで開催したことで更なる可能性を見出したのでは、と話しているとおじさんたちは「はぁ勘弁してくれぇ」と笑っていましたが、そんなこと言いながら、なんとかできる方法を一緒に模索してくれると私は信じていますよ☺️笑


オンラインもなかなか楽しませていただきましたが、やっぱり直接会いたいというのが本音。
来年は皆さんに会場で会えるのを楽しみにしていますね♪

記事/吉岡