shiBano日記
しめ縄づくり

今月の27日、奈古地区 河内集落では、しめ縄づくりが行われました。
有志が集まり、集落の神社「五社神社」の鳥居に、しめ縄を飾り付けます。
9月初旬に刈った稲を干しておき、しっかりと乾燥させました。
しめ縄として使われるのは、稲の幹である「カン」と呼ばれる部分です。
葉や穂の部分は、しめ縄には不要なので最初に取り除いておきます。
束になっている藁をはたくことで不要なものを落とし、それでも取れない部分は手で取り除きます。
不要な部分を取り除き、小さな束を作り終えたら、いよいよ縄を結っていきます。
3人で1束ずつを持ち、力を入れて捻じります。結構な握力が必要です。
捻じりながら適宜、藁を加えていくことで、縄の太さを調整します。
この太さの調整がなかなか難しく、経験と勘が必要です。
全体で見たときに、中央を太く、両端が細くなるよう仕上げていきます。
しめ縄に下げる「ぼんぼり」も作っておきます。
強風時などに紐が取れてしまわないように、束ねた藁はしっかりと結んでおきます。
最後まで結い終えたら、縄からはみ出た藁の端を切り落としていきます。
これが最後の仕上げとなります。
いよいよ、鳥居にしめ縄を飾り付けます。
「こっちが短いんやないんか」「もう少し下、下!」などと
皆で色んな角度から確認しながら飾りつけを完了させました。
協力して作り終えれば、達成感もありますね。
これで、今年一年の収穫の感謝も、神様に伝わるのではないかと思います。
記事/小野
「知らない」を知る喜び

今回2回目となるExcel教室。
体調管理表を作ることでif関数を学ぶ回!
BMIの計算や適正体重かどうかの判定をif関数を使うことで行なっていく今回の講座。
今まで使っていたExcelの機能を使って自分でできることが増えていくこと、新しい発見があるということはやはり楽しいようで、目を輝かせた参加者の方から「おもしろいよ!!一緒にやろーや!」と誘われちゃいました🍀。
午後からの相談会ではお仕事で使っているデータの見直しや使い方を教えてもらったようです。
終わった後も「楽しかったぁ!」と嬉しそうに帰っていかれましたよ♪
後からif関数講座でどんなことをしたのか見せていただいたのですが、思ってた以上に仕組みが複雑!!
参加していただいた方の中には70歳を越した方もいらっしゃったのですが、、これやってのけたんですね!
少人数なのでしっかり教えてもらえるのも嬉しいですね。
来月はshiBanoの裏手にあります3RD PLACE CAFE Nにてスカイプを使ったビデオ電話講座をされるそう。
午前がiphonやipad。午後がiphonやipad以外で分けて講座があるそうです。
離れた家族となかなか会えない今、ビデオ通話ができるようになると顔を見てお話しができますね♪
みなさんも「できない、知らない」を「わかった!できた!」の喜びにしてみませんか✨
記事/吉岡
無角和種

阿武町の福賀地区には無角和種繁殖センターがあります。
ここでは、国内でも山口県でしか飼育されていない珍しい和牛「無角和種」の生産を行っています。
今回、その仕事の様子を見学させていただきました。
※通常、無角和種繁殖センターには関係者以外立ち入る事ができません。
まずは牛の体重測定を見学させてもらいました。
毎月、60頭近い牛たちの体重を測る大掛かりな仕事です。
阿武町役場、萩市役所の職員さんと無角和種振興公社の職員さんらが8人程度集まって行われます。
臆病な無角和牛の習性を利用して、「おいおいおーーーーーい!!」と牛たちを後ろから追い立て、体重計の置いてある場所まで誘導します。
トンネル状の鉄枠の中に牛を並べていき、一頭ずつ順番に測定していきます。
臆病で人間を襲うようなことは無いとはいえ、誤って蹴られるような事があれば大惨事になりかねないため、慎重に作業を進めます。
私も作業を手伝わせてもらいましたが、なかなか思うようには牛たちも動いてくれず、大変な作業でした。
また別の牛舎では、新しく生まれた子牛の登録と、雄の子牛の去勢が行われていました。
生まれて間もない子牛は、自分の足で立つこともままならず、だらーんとしています。
それがまた何とも可愛らしいのですが。
新しく登録する子牛は耳にタグをつけ、鼻紋(びもん:鼻のしわ)を取ります。鼻紋は人間でいうところの指紋と同じで、歳を重ねても変わる事がありません。
そのため鼻紋がそれぞれの牛の証明となります。
無角和種振興公社に勤める松村直樹さんにお話を伺いました。
松村さんは、地域おこし協力隊として阿武町に移住して以来、無角和種振興公社で無角和種に携わってきました。
高校と大学で農業を学んできた中で、珍しい品種である無角和種が山口県に存在する事を知ったそうです。
そして「無角和種に携われるなら」と阿武町に就農を決意。
この仕事のやりがいは、無角和牛の出産から飼育、出荷まで全ての工程に携われることだとおっしゃっています。
今後はもっと無角の頭数を増やし、知名度を上げていく事を目標としています。
そのためにまずは山口県民に無角和牛の存在を認知してもらいたいとのことでした。
これから、阿武町および山口県の特産品として、無角和種がより愛されるようになると嬉しいですね。
記事/小野
Excelで体調管理

今日はすっきり秋晴れの1日になりましたね♪
以前もお伝えしました次回のExcel教室。いよいよ来週土曜となりました!
前回は家計管理をExcelで行いましたが、今回はif関数を使った体調管理です!
if関数とは論理関数と言われるもののひとつ。
条件を満たすかどうか判定し、真偽を返す関数だそうです。成績表を作るのによく使われるのだとか。
その関数を使いExcelに体重を打ち込むことで、日々の体重増減を目に見える形にし、そこからBMIの計算や、適正体重か否かの判定をExcelでできるようになります!自分の体重変化を客観的に見て、判定してもらえるとモチベーションにも繋がりますよね♪
それと同時にExcelの使い方も覚えられるなんて一石二鳥!!
この機会にif関数を覚えて体調管理もばっちりしちゃいましょー✨
稲刈りシーズン到来!

春に植えられた苗が時間をかけ立派な稲になる季節。
阿武町内でも各地で稲刈りが行われています。
先日ご紹介した宇生賀盆地は一面黄金色でとても綺麗でしたよ✨
そして福賀の私の実家でも稲刈りが行われました。
今回はバインダーという機械による稲刈りです!
この機械がすごくて。
どんどん刈りながら束ねて結んでくれるんです✨これがなかったら手で刈って、自分で束ねて結んで、、わぁ大変!!!
バインダーが刈り残したところやうまく結べなかったものも出てくるので少しだけ手でやりましたが、田んぼ全部やるなんて気が遠くなる作業です💦
約50年前には学校に田植え休みや稲刈り休みがあったと言いますが、これは人手がいればいるほど助かる作業なので納得です。むしろ無いなんて考えられませんね。
そんなこんなで刈った稲はハゼ掛けし乾燥させます。
本来は田んぼにハゼを立てるのですが我が家はビニルハウスにハゼを作ってみたようです。
ここで乾燥させた後脱穀、臼引きをし、ようやくお米になるんですね。
なんとも手のかかる作業です。
しかしお日様の自然の力でゆっくり乾燥させるので、機械での乾燥に比べても美味しくなるそう。
おいしいご飯になるのが楽しみです♪
記事/吉岡