shiBano日記
笑顔広がる、おやつ菓子
だんだんと肌寒くなってきて、
あたたかい飲み物が飲みたくなる季節になりました。
一緒にお菓子があると、なお幸せですね🍀
今回は福賀地区でお菓子の製造販売をしている渋谷英利子さんにお話を伺いました。
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ー きっかけは母の手作りお菓子 ー
休みの日にはよく母がお菓子を作ってくれていたんですが、
それを手伝ったり自分でも友だちにお菓子を作ってあげたりしていて、だんだん興味を持っていきました。
アルバイト先もケーキの販売をしているところで、お菓子に携わる仕事をしたいと考えるようにもなっていきましたね。
ー モヤモヤから抜け出したかった ー
自分が就職活動していた時がちょうど就職難の時期で。
バイト先の方のアドバイスもあり製菓学校に通おうと思ったんですが、親の反対があり就職することにしました。
そうやって働いている中でもやっぱり、本当はお菓子に関わりたいっていう気持ちはずっとあって。
お金を貯めて仕事を辞め、もう1度製菓学校に行こうとしたんですが、また親に反対されて結局再び就職したんです。
そんな感じで、ずっとモヤモヤを抱えたまま仕事をしていましたね。
ー ある夫婦との出会い ー
関西にいた時にお菓子教室や料理教室にはよく通っていて、その中で親身に話を聞いてくれるご夫婦に出会ったんです。
そのご夫婦に自分がやりたいことや親のこととか相談してる中で、ロールケーキのお店を新しくやるからそこで働かないかと提案していただいて。
やっぱり親に反対されたんですが、今回ばかりはと押し切ってご夫婦の元へ行くことにしました。
そこで11年くらい働ていましたが、「このままでいいのだろうか」という自分の思いや、「あなたはどうしたいの?」とご夫婦からの問いかけがあったりもして。
カフェへの興味や県外に出てみたいという思いもあって、最初に働いていた山口県に行ってみることにしました。
山口県に来てからはしばらくカフェで働いていたのですが、やっぱり田舎暮らしや独立の夢もあってさらに移住先を探し始めました、
ー 人との繋がりで得たご縁 ー
萩市によく行くカフェがあり、そこのオーナーさんに阿武町のことを教えていただいたんです。
まずはshiBanoに行ってみようと思ったんですが休みのタイミングがなかなか合わなくて。
そんな時に訪れたのが3RD PLACE CAFEさんだったんです。
ちょうどテレビの取材もあったこともあって、阿武町の方が気さくに声をかけてくださって。
人が優しい町なんだなと思いましたね。
そこから本格的に阿武町での移住を決めて動き始めました。
その後いろんなご縁があって、今の移動販売や受注販売という形で、目標だったお菓子作りでの起業をすることができました。
これからのことなど、考えないといけないことはたくさんありますが
これからも阿武町で暮らしていきたいと思っています。
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渋谷さんの作るお菓子は、現在郵便局(福賀・奈古)や福の里直売所、3RD PLACE CAFE N、SUNbashi cafeなどで購入できるほか、
受注販売やイベントでの販売もされています。
ちなみに私のおすすめはロールケーキ(店頭販売にはありあませんが)!!
優しい甘さでぺろっといけちゃいます♡
みなさんもぜひ、ぺりっちょさんのお菓子を見かけたら食べてみてください♪