shiBano日記
古志らうの墓
みなさんは「佐々木小次郎」をご存知ですか?
映画やゲームで宮本武蔵のライバルとしてよく出てくる佐々木小次郎。
そんな佐々木小次郎の墓が阿武町の福賀地区にあるのです!!
お墓までの道のりは 佐々木小次郎の墓 マップ をご参照ください。
佐々木小次郎にはユキという奥さんがいました。
キリシタンだったユキは、巌流島で武蔵との戦いに破れた小次郎の遺髪を抱いて山陰に逃れたそうです。
そして逃れた先が阿武町福賀地区だったのです。
ユキは正法寺というお寺に身を寄せ尼となり小次郎の墓を建てたのだとか。
しかしこのお墓に彫ってある名前は「佐々木古志らう」
これは妊娠中だったユキが自分の子どもの因果応報のつながりを断ち切るためにわざと名前の表記を変えたと言われています。
この辺りには「佐々木」性の家が何軒かあります。
もしかしたら(あくまで想像のお話ですが)、小次郎の子孫が福賀の地にいるのかもしれませんね◎
記事/吉岡
町の人にインタビュー!
今回で3回目になる阿武小学校3年生の社会科の授業。
※今までの授業の詳細はこちら
奈古浦の町を知ってほしい
互いに協力しながら
今回は3グループに分かれて、今まで勉強したこの地区にあるお店やお寺さんにお話を聞いて回りましたよ♪
それぞれ 鹿島クリーニング カドノヤシロ 3RD PLACE CAFE N に行き、どんなお店なのか、どんなことをしているのかを聞きました。
1グループは鹿島クリーニングさん
「道具はいくつあるんですか?」や「今日は何着綺麗にしましたか?」「どんな道具があるんですか」などクリーニング屋さんならではの質問!
アイロンの掛け方を教えてもらったそうで、「アイロン教えてもらったー!!」と元気よく帰ってきましたよ👕👕
私は 3RD PLACE CAFE N のグループと一緒に行きました!
まずどんな経緯や思いでこのお店を始めたのか、どんなお店なのかを能登さんにお話ししていただきました。
子どもたちは真剣に話を聞いていました。
そのあとはそれぞれ用意してきた質問を能登さんに聞いていきます。
「どんなメニューがありますか?」「何時から何時までやってますか?」「今日来てもいい?」など小学3年生らしい質問が飛び出す中、「なんでこのお店の名前にしたんですか?」という質問も。
少し難しいこの名前ですが、能登さんの説明を真剣に聞き、しっかりメモも取っていて関心です✨
最後にカドノヤシロのグループ🍴
こちらでは「毎日どのくらいお客さんが来ますか?」「昔と今で違いはありますか?」といった質問があったそうです。
この日のメニューはカツカレーだったそうで、shiBanoに帰ってきた子たちが私にも教えてくれました。
仕込みの時間帯でいい匂いがしてお腹も空いたんじゃないでしょうか☺️
そのあとはみんなで了雲寺へ!
お寺の中のきらびやかな雰囲気に目を奪われます。子どもたちだけでなく私もきょろきょろ👀
しかしご住職によるお話が始まるとみんな一生懸命聞きますよ
。
お行儀よく聞いたあとは子どもたちの質問タイム!
普段はなかなか目にしないものがたくさんあるので、「あれはなんですか?」「これはなんて書いてありますか?」とお寺にあるものにみんな興味津々!中には「ここには仏様は何人いますか?」という質問も。他のお寺さんのお話しもしながら、わかりやすくお話ししてくださいましたよ◎
時間の都合上今回は了雲寺を含めて各2ヶ所へのインタビューでしたが、他のお店にもインタビューに行きたいという声もありました。
この3回の授業で少しでも阿武町にある奈古浦地区という場所を知り、興味をもつきっかけになってくれたのではないでしょうか。
これを機に自分の住んでいる地区や、他の地区にも興味を持つようになってくれたら嬉しいですね🐝🍀
今回協力してくださった町のみなさま、本当にありがとうございました!
記事/吉岡
池田酒店
国道191号線沿いに見える青いテント看板。
池田酒店は町の人から愛される小さなお店です。
店主のツクタニさんはお母様からお店を引き継いでから9年になります。
お母様は86歳まで現役でお店を切り盛りされていたとのこと。すごい。
池田酒店は近所の人から「梅仙(ばいせん)」という名で呼ばれています。
これは池田酒店の門名(かどな)です。とても縁起の良い名前ですよね。
門名(かどな)= 家を特定するために付けられた呼称。
同じ苗字が多い地区などによくみられます。
阿武町にはそれぞれの地区に数多くの門名が残っています。
池田酒店が創業したのはツクタニさんの曽祖父さんの代で、100年以上の歴史があります。
当時からお酒・タバコ・塩など販売免許が必要なものを売っていたそうです。
現在は上記のものに加え、飲料、菓子類を売っています。
他にもお中元や、胡蝶蘭なども置いてあります。
私も子どもの頃に
祖母から「クリーム買うてきなさい」とお小遣いをもらって池田酒店に行ったことが何度もあります。
ちなみにクリームとはアイスクリームのことです。笑
ここに来るお客さんはほとんどが顔馴染み。
タバコを買いに来るお客さんが多いようです。
どの人がどのタバコを買うのかは、ツクタニさんの頭の中に入っています。
顔を見た瞬間にタバコを手にとり「〇〇さんこんにちは〜、ありがとね〜」と言う間に精算が済んでいるような感じです。
個人商店だからこそできるスムーズなやりとり。
長い時間ここで話をして帰るお客さんもいるようです。
商品を買うことよりも、ツクタニさんとお話をすることが目的になっている方も多いのでは、と思います。
池田酒店のような、町で愛され続ける小さなお店がこれからも続いてほしいですね。
記事/小野
愛情いっぱい!!
先日お伝えしたふるさと阿武町学生応援便(以下 ふるさと応援便)。その中には「ふるさと便」というリーフレットが添えられています。
阿武町を離れた学生さんたちに、今の阿武町のことを知ってもらいたい。そんな想いで作られたこのリーフレット。
全体の構成やデザイン、コラムは地域おこし協力隊の中村龍太郎さん、手書きの可愛らしいイラストはゲストハウスえのんの女将、中村千穂さんが担当で作ってくださいました。
優しい雰囲気でとても素敵です!!町長の似顔絵も似てますね✨
このリーフレットは町長からのメッセージから始まり、今回のふるさと応援便に詰められているものの説明、今阿武町で動いていることなどが書かれています。
そして注目すべきは阿武町のヘルスメイト(食生活改善推進委員会)のみなさんがご紹介する、送られたものでできる簡単レシピ!!
リーフレットにあるQRコードからそのレシピの紹介動画がご覧いただけるのです✨
その撮影にお邪魔させていただいたのでこちらでご紹介いたします♪
集まったのは阿武町ヘルスメイトの奈古地区のみなさん。
みなさん自分のお孫さんやお子さんのことのように、このやり方の方が簡単、この作業が危ないからよう注意するよう言わんとね、など細かい配慮をしながら作っておられましたよ🍀
ヘルスメイトのみなさんの愛情たっぷりのこの動画、一見の価値ありです✨
阿武町のいろんな方の愛情がこもったふるさと応援便。
そろそろ学生さんのところに届く頃でしょうね◎
ふるさと阿武町学生応援便に関する情報は阿武町役場HP下記URLにてご覧いただけます。
レシピ動画の他にもいろんな動画が上がっていますので是非ご覧ください✨
http://www.town.abu.lg.jp/7129/
記事/吉岡
ふるさと阿武町学生応援便
せっかくの4連休ですが、そんなこちらの都合なんて御構い無しに雨は降るものですね。
梅雨明けももう少し先になるのでしょうか。
さて、そんなじめじめした時には楽しい二ユースを◎
今回は新型コロナウィルスへの阿武町の取り組みのひとつ「ふるさと阿武町学生応援便」のご紹介です!
ふるさと阿武町学生応援便とは、新型コロナウイルス感染症の影響により帰省などを自粛せざるを得ない中、親元を離れて勉学に励まれている阿武町出身の学生の生活を支援しよう!という取り組みです。
特産品の詰め合わせを送付することで、町と若者同士のつながりを作るとともに町内特産品の販売の支援にもなっています。
そんなふるさと阿武町学生応援便の出発式が7月20日(月)に道の駅阿武町で行われました。
今回は、福賀すいか、お米、無角和牛カレーの3種類。
その重量なんと15kg!!
郵便局員さんもびっくりですね!!
この箱にある日本地図には、阿武町から学生さんがいるところまでの矢印と距離が手書きで書かれています。
今回の出発式では最後の一箱に町長自ら矢印を書かれましたよ✈️✨
その際「これはどの子に?」と聞かれた町長。
「〇〇くんです」と名前を聞いて「おお、〇〇くんのところか」と優しく微笑んでおられました。
小さな町だからこそ生まれたこのやりとり。
微笑ましく、暖かい気持ちになりました☺️
この応援便はこれから郵便局員さんがそれぞれの学生さんのお家に届けてくださいます🏣
阿武町出身の学生さんたちの喜ぶ顔が楽しみですね♪
記事/吉岡