shiBano日記
No.123 家庭菜園付き元割烹旅館のお家

今回は空き家バンクのご紹介。
宇田郷地区にあります
No.123 家庭菜園付き元割烹旅館のお家
をご紹介していきます!
このお家の魅力といったらやはり「元割烹旅館」であること。
お台所が普通の民家と違い広く作業もしやすい配置となっております。
据付の家具は古民家好きにはたまらない✨
この写真の他にもいい家具がたくさんありますよ◎
2階は畳のお部屋が3つ。
廊下の木材がまたたまらない。。
そして!!!
このタイルの水場!!!
旅館ならではのこの蛇口の数なんでしょうね。
例えば3人兄弟がここで並んで歯を磨いてるところなんて想像するだけでかわいい、、、
お家自体がとても広いので大家族でも大丈夫ですし、お友達とシェアハウスなんてのもできそうですね♪
旅館だった時には冠婚葬祭での宴会でよく使われていたとのこと。
当時は目の前に公民館があり、そこで結婚式をあげた後に宴会をこの旅館で行うこともよくあったそうです。
たくさんの思い出がここに眠っているのでしょうね。
詳細は阿武町役場HP 空き家バンク情報
http://www.town.abu.lg.jp/akiyabank/
をご覧ください。
記事/吉岡
モクズガニ

モクズガニをご存知でしょうか?
甲羅が7-8cm程度で、ハサミには モサッとした毛がついているカニです。
名前の由来は、ハサミについている毛が「藻くず」に見えることから。
古くから身近な川で手に入る食材として知られています。
また「上海蟹」の同族異種であり、「日本の上海蟹」と呼ばれることも。
阿武町の川にも多く生息しており、私が住んでいる集落では、このモクズガニが地域行事のごちそうとしてふるまわれています。
モクズガニを捕るときは、川の中にカゴ罠を沈め、エサを撒いて仕掛けておきます。
捕まえたカニは、調理する当日まで、ケースに入れて川の中で生かしておきます。
ケースの中はこんな感じ。
共食いしないように、定期的にエサを与えておきます。
調理の方法はシンプルです。
洗ったモクズガニを鍋に入れ、水をはり、火をかけます。
適量、塩を振りかけておきます。
そして湯が沸騰してから15分程度茹でます。
これで完成!!
モクズガニが一番おいしいとされているのは晩秋。
産卵前のメスが美味で人気です。
オスとメスの見分け方ですが、裏返すと腹部の形が違います。
まんまるい形をしているのがメスです。
一匹ずつの個体は小さいのですが、足の先まで身が詰まっています。
この小さな身を時間をかけてチマチマ食べていくのが、おいしいんです!
味噌汁に入れて食べても絶品とのこと(集落のおじ様談)
以上、身近にある隠れた食材、モクズガニの紹介でした。
記事/小野
ふるさと阿武町学生応援便 秋号

今年の夏、新型コロナウィルスの影響でアルバイトが減ってしまい修学困難となっている阿武町出身の学生さんへと届けられた「ふるさと阿武町学生応援便」
秋の便が先日学生さんたちの元へ送り届けられたようです。
今回は阿武町の新米・福賀の梨・あぶホームメイドさんの「あぶれーぬ」の3つが送られましたよ◎
そしてその食材と共に「阿武町ふるさと便 秋」のリーフレットも。
今回もnatin designさんの可愛らしいイラストによって梨のレシピ、阿武町の動きなどが紹介されました。
そこに載っているQRコードには福賀の梨農家である水津さんからのメッセージ動画が。
この動画がまたなんともほっこり☺️
実りの秋に送られる、ふるさとの優しさ。
たくさんの学生さんの心と体を癒してくれることでしょう🍁
記事/吉岡
八幡様の秋祭り

すっきりとした秋晴れが続いていますね。
そんな秋真っ盛り、福田八幡宮でお祭りが行われました。
ちいさなお祭りではありましたが地元の方が集まって、久しぶりの楽しい雰囲気♪
本祭にはいけなかったのですが、午後からの奉納に行ってきました◎
午前中に本祭があり、午後からは小学生による「ふるさと夢太鼓」の披露があり、そのあとは福賀神楽保存会による神楽の奉納がありました。
小さいながらもたくましく太鼓を叩く姿はとてもかっこよかったです✨
今年はコロナウィルスの影響で地元の人たちが子どもたちの雄姿を目にする機会が少なくなってしまっていたので、集まった皆さんもとても嬉しそうにみていましたよ。
神楽舞も久しぶりの披露!
今回は「恵比寿大黒」「鍾馗」「大蛇」の3演目を披露されました。
恵比寿大黒では演目中の親子(大黒様は恵比寿様のお父さんなのです!)に加え、親子恵比寿も登場!!
その可愛らしく微笑ましい姿にみなさんずっとにこにこしていました☺️
恵比寿大黒でおなじみの飴撒きの際はしっかり消毒もされてました!
鍾馗は新衣装のお披露目!!その重量なんと10Kg!!
これを着て舞うなんてすごい、、、
ど迫力の演技、圧倒されました!!
そして神楽といえば大蛇!
初めは2体だった大蛇も今では4体に!!
大蛇の技のレパートリーもどんどん増えていき、見応えのある演舞でした。
奉納が終わったあとはみんなでお神輿。
年に1度しか外に出られない神様を、福賀を見渡せる御旅所へ。
子ども神輿が後に続き、その後ろを子どもたちも元気に後ろをついていきます。
黄金の稲穂と元気なお神輿、それに一緒について歩く子どもや家族の風景はとても微笑ましく穏やかなものでした。
記事/吉岡
しめ縄づくり

今月の27日、奈古地区 河内集落では、しめ縄づくりが行われました。
有志が集まり、集落の神社「五社神社」の鳥居に、しめ縄を飾り付けます。
9月初旬に刈った稲を干しておき、しっかりと乾燥させました。
しめ縄として使われるのは、稲の幹である「カン」と呼ばれる部分です。
葉や穂の部分は、しめ縄には不要なので最初に取り除いておきます。
束になっている藁をはたくことで不要なものを落とし、それでも取れない部分は手で取り除きます。
不要な部分を取り除き、小さな束を作り終えたら、いよいよ縄を結っていきます。
3人で1束ずつを持ち、力を入れて捻じります。結構な握力が必要です。
捻じりながら適宜、藁を加えていくことで、縄の太さを調整します。
この太さの調整がなかなか難しく、経験と勘が必要です。
全体で見たときに、中央を太く、両端が細くなるよう仕上げていきます。
しめ縄に下げる「ぼんぼり」も作っておきます。
強風時などに紐が取れてしまわないように、束ねた藁はしっかりと結んでおきます。
最後まで結い終えたら、縄からはみ出た藁の端を切り落としていきます。
これが最後の仕上げとなります。
いよいよ、鳥居にしめ縄を飾り付けます。
「こっちが短いんやないんか」「もう少し下、下!」などと
皆で色んな角度から確認しながら飾りつけを完了させました。
協力して作り終えれば、達成感もありますね。
これで、今年一年の収穫の感謝も、神様に伝わるのではないかと思います。
記事/小野