shiBano日記
\ NEW OPEN /
涼しくて過ごしやすい日々が続いていますね。
久しぶりの晴れ間が出ている今日、shiBanoの前の通りはなんだかそわそわした雰囲気。
その理由は、今までも何度かお伝えしてきました「旧岡甚」
shiBanoのイベントや21Cラボでもお世話になっていた旧岡甚が生まれ変わりました✨
新しくオープンしたのは『3RD PLACE CAFE N』
shiBanoの貸しキッチンを利用し、カフェ営業をされていたN cafes さんです!
(現在は保健所の制度改正により飲食店営業はできません)
shiBanoの貸しキッチンを利用されていた方が自分のお店を始められるというのはとても嬉しいことですね✨
お店の名前にもある「サードププレイス」とは家でも職場でもない、より創造的な交流の生まれる第3の居場所という意味があります。
家とも学校や職場とは別の場所で、居心地がよく心落ち着く場所。
訪れる人たちにとっての 3rd place(サードプレイス)でありたい、そんな想いでこの場所を作られたオーナー能登さん。
ご自身も子育て世代であるため、お子様連れでも安心できる空間づくりもされています。
今はまだプレオープンということで本格的なランチは始まっていませんが、軽食はされていますよ♪
また、カフェタイムの営業もされているので、ケーキを食べながらお茶をすることもできます✨
shiBanoでもよく言われていた「ケーキがあったらええね」というみなさんの声を叶えてくれましたよ!
こちらは桃のタルト。甘さがちょうどよくて、とっても美味しくいただきました✨
ランチやカフェの他にもレンタルのフリースペースを2階に併設し、いろんな利用ができる場所をつくられています。
長年の夢を叶えた能登さん、これからが楽しみですね!
記事/吉岡
互いに協力しながら
私たちshiBanoスタッフは、先月から集落支援員として阿武小学校との共同授業を行っています。
今年度は小学校3年生の社会科の授業に参加することになりました。子どもたちにもっと町のことを知ってもらい、より親しみをもってもらいたいと思っています。
前回は奈古浦地区の町探訪をし、町の様子を知ってもらいました。
かつて営業していたお店や、創業から何十年と経って今なお営業しているお店などを私たちが紹介して歩きました。
今回は、大きな紙に書き込んで奈古浦地区の地図を作る授業です。
自分たちが実際に歩いて得た情報を元に、地図を制作していきました。
4つのグループに分かれて作業をし、現地で得た情報を一つ一つ思い出しながらの作業。
「お店の場所はここ?」「このお店は何をしてるところだっけ?」とお互いに確認していました。
紙を切る作業、情報を書き込む作業、地図に貼る作業と、それぞれが役割分担しながら地図を完成させていきました。
みんなで話し合い協力して作ることで、町探訪をして学んだことをしっかりと振り返ることができた様子でした。
次回は奈古浦地区の人たちに直接インタビューをする予定。
子どもたちから、どのような質問が出てくるのか楽しみです!
記事/小野
ボードゲームで国際交流
みなさんボードゲームはお好きですか?
コロナ禍の中、興味を持ったりお家時間に取り入れた方も多いのではないでしょうか。
ボードゲームは世界共通とも言えるコミュニケーションツールですよね♪
shiBanoでも月に一度ボードゲーム大会が行われていましったが、コロナの影響でしばらくお休みしていました。
だけどそろそとやりたい!!
ということで今回は少人数でボードゲームの会が開かれました。
今回の目的が「異文化との交流」ということで阿武町のALTの先生や保育園の英語の先生も呼ばれましたよ◎
そしてそして、今年度熊本から阿武町役場にやってきた外村さん、実は英語が喋れるなんてもんじゃないんです!
もはやバイリンガル!こちらにきてすぐに先生たちと仲良くなったそうですよ♪
3人が仲良く楽しんでいる姿の微笑ましいこと🍀
そんなこんなで英語が飛び交う今回のボードゲームの会✨
そこに飛び込む5歳児に男子高校生。
英語がわからなくても、ゲームのルールはみんなわかる!
だからボードゲームは面白いんですよね♪
こういう機会に自然と外国語に触れられるというのもいい経験になったのではないでしょうか。
今回はこっそり行われましたが、次回は今までのような誰でも参加できるボードゲーム大会になるといいですね♪
記事/吉岡
ペレクトランサス・モナラベンダー
梅雨の晴れ間の今日、素敵なお花がshiBanoにやってきました。
持ってきてくださったのはご近所の西村さん。
今年で89歳の西村さんはお花を咲かせるのが上手で、お家の周りもたくさんのお花が咲いています。
shiBanoが開所した時にもよくお花を鉢ごと置いてくださっていました🌷
そんな西村さんが久しぶりにお花を持ってきてくださいました✨
その名も「ペレクトランサス・モナラベンダー」
「名前が長くてよう覚えんかったんよ」と言われたので調べてましたら本当に長いですね!
まるで魔法の呪文のよう!
とても立派なので皆さん見にきてくださいね♪
そしてこの西村さん。趣味で字を書いていて、そちらも見せてくださいました!
以前にも見せてくださったことがあるのですが、相変わらず達筆で読みやすい字。
(西村さんの写真は以前のものです)
全て毛筆で書いていて、強弱も美しい。字を書いていると時間もあっという間に経つんよ、と話してくださいました。
字を書くコツは、ゆっくり書かないこと、まっすぐ字を書くことだそうです🖌
これも少しの間shiBanoに置いてくださるそうなので、ぜひ読みにきてください✨
西村さん、ありがとうございました!!
記事/吉岡
大山鉄工所
阿武町で働く人をピックアップ!
今回は奈古地区にある大山鉄工所の2代目、大山ユキオさんにお話を伺いました。
大山鉄工所はユキオさんのお父様が、昭和40年代に創業され、現在は3年前に阿武町に帰ってきた息子さんが仕事を引き継いでいます。
この工場の中には、お父様の代から使われている美しい機械たちが現役で動いています。特別に工場を見学させていただきました。
こちらはフライス盤と呼ばれる機械。
回転する刃物で素材を切削することができます。
こちらは旋盤。
フライス盤とは対照的に、削りたい素材を回転させ固定した刃物をあてることで切削します。
ボール盤。
素材に正確に穴をあけるための道具です。
現在の金属加工の主流は機械制御ですが、一定の年数が経つと機械を更新しないといけないため、コストが高くつくようです。
一方、人の手によって制御を行う大山鉄工所の機械たちは長年現役です。メンテナンスも出来るだけ自分たちの手で行ってきたとのこと。
現在は息子さんが主に仕事を請負い、ユキオさんがサポートをしています。
鉄工所は時代と共に減ってきており、金属加工を請け負う会社は少なくなってきています。
大山鉄工所のような町工場が日本には必要です。
今後も阿武町に、このような貴重な技術が残ると誇らしいですね。
記事/小野