shiBano日記
ペレクトランサス・モナラベンダー

梅雨の晴れ間の今日、素敵なお花がshiBanoにやってきました。
持ってきてくださったのはご近所の西村さん。
今年で89歳の西村さんはお花を咲かせるのが上手で、お家の周りもたくさんのお花が咲いています。
shiBanoが開所した時にもよくお花を鉢ごと置いてくださっていました🌷
そんな西村さんが久しぶりにお花を持ってきてくださいました✨
その名も「ペレクトランサス・モナラベンダー」
「名前が長くてよう覚えんかったんよ」と言われたので調べてましたら本当に長いですね!
まるで魔法の呪文のよう!
とても立派なので皆さん見にきてくださいね♪
そしてこの西村さん。趣味で字を書いていて、そちらも見せてくださいました!
以前にも見せてくださったことがあるのですが、相変わらず達筆で読みやすい字。
(西村さんの写真は以前のものです)
全て毛筆で書いていて、強弱も美しい。字を書いていると時間もあっという間に経つんよ、と話してくださいました。
字を書くコツは、ゆっくり書かないこと、まっすぐ字を書くことだそうです🖌
これも少しの間shiBanoに置いてくださるそうなので、ぜひ読みにきてください✨
西村さん、ありがとうございました!!
記事/吉岡
大山鉄工所

阿武町で働く人をピックアップ!
今回は奈古地区にある大山鉄工所の2代目、大山ユキオさんにお話を伺いました。
大山鉄工所はユキオさんのお父様が、昭和40年代に創業され、現在は3年前に阿武町に帰ってきた息子さんが仕事を引き継いでいます。
この工場の中には、お父様の代から使われている美しい機械たちが現役で動いています。特別に工場を見学させていただきました。
こちらはフライス盤と呼ばれる機械。
回転する刃物で素材を切削することができます。
こちらは旋盤。
フライス盤とは対照的に、削りたい素材を回転させ固定した刃物をあてることで切削します。
ボール盤。
素材に正確に穴をあけるための道具です。
現在の金属加工の主流は機械制御ですが、一定の年数が経つと機械を更新しないといけないため、コストが高くつくようです。
一方、人の手によって制御を行う大山鉄工所の機械たちは長年現役です。メンテナンスも出来るだけ自分たちの手で行ってきたとのこと。
現在は息子さんが主に仕事を請負い、ユキオさんがサポートをしています。
鉄工所は時代と共に減ってきており、金属加工を請け負う会社は少なくなってきています。
大山鉄工所のような町工場が日本には必要です。
今後も阿武町に、このような貴重な技術が残ると誇らしいですね。
記事/小野
べっぴんさんの集まり

ずーっと雨ですね。
梅雨なので仕方ありませんが。
そんな雨まで吹っ飛ばす、元気な声が今日のshiBanoでは聞こえていました✨
本来5月に開催予定だったあぶのべっぴん市。
コロナウイルスのせいで開催を延期しておりました。
しかし主催者の皆さんのやる気は衰えることなく、今日も打ち合わせが行われましたよ✨
聞こえてくるのはとても楽しそうな企画のお話し!
「こんなことができたら」「こんなこともやりたい!!」
とアイディアがどんどん出てきます!
まだ公にできないので内緒ですがっっ!!
情報公開できるようになるまで、みなさん「いつ何をやるのかなー」と楽しみに想像していただけたらなと思います♪
記事/吉岡
奈古浦の町を知ってほしい

阿武町には小学校が2つあります。
現在私たちはそのうちのひとつの阿武小学校に、現在集落支援員としてお邪魔しております。
事の発端は奈古浦地区(shiBanoのある地区)の方達とお話しているときに「こっちには小さい子供が少ないからね、やっぱり寂しいね」という声を聞いたことから。
奈古地区には新興住宅の多い地区があり、若い家族づれの方はそちらに多い傾向があります。
この地区の方からよく聞くのは、かつて「奈古銀座」と呼ばれ賑わっていた頃の町のお話。
素敵な路地裏の街並みも、町の記憶も今の子供達はどこまで知っているのだろう。
子供達にもその頃の町の事を知り、今も残っている街並みに親しみをもってほしい。
そんな思いから小学校へお話に伺い、3年生の社会科の時間に組み込んでいただけることになりました。
そして迎えた第一歩。
まずはこの町に何があるのか知ってもらうために奈古浦地区の町歩きです。
1日目は「奈古銀座」と呼ばれていたshiBano前の通り。
今ではもうなくなってしまったお店がほとんどですが、代を引き継がれているお店、そして新しくできたお店の紹介をしながら町歩きをしました。
子供達は河野酒造の建物の大きさに驚いたり、カドノヤシロから漂ういい香りにお腹をすかせたり、鹿島クリーニングのアイロンがけをのぞいたりと興味を持って歩いてくれました。
2日目は港の方へ。
これからできるお店のお話や、ゲストハウス、漁協のことについてお話をしながら路地を歩きます。漁協の2階からはちょうど出港する船が見えたり、子供達の顔見知りの漁師さんに出会えたりもしました。
子供の賑やかな声に窓から顔を出して手を振ってくださる方も◎
子供達が歩くと、町も賑やかな空気に包まれますね。
次は歩いた街並みを地図に起こし、ゆくゆくは奈古浦地区で働いている方たちに実際にお話を聞いてみる予定です。
子供達からどんな質問が飛び出すのか楽しみです♪
記事/吉岡
竹泉

【追記】
竹泉は2022年からリニューアルオープンしています。
この記事は2020年に取材したものです。
県道14号線沿いにある”鮎(あゆ)”の文字が書かれた大きな看板。
阿武町には、こちらのお店をご存知の方が多いと思います。
奈古地区河内集落にある鮎料理の和食屋「竹泉(ちくせん)」
今年で創業39年目になります。
竹泉の定番メニューは「鮎定食」で
塩焼き、背ごし、フライ、吸い物、ご飯と、鮎づくしの料理コースを堪能することができます。
店主の久保龍己さんはイタリアの調理学校で学び、現地の店で修行していた経歴があります。
竹泉を始めたのは龍己さんのお母様。龍己さんは16年前に店に加わり、4年前からお店を切り盛りしています。
営業前に取材に伺ったところ、敷地内の竹を切っている最中でした。
従業員が使う台を製作中とのこと。周囲の自然資源をしっかりと活用しているようです。
竹泉は毎年6月〜11月の期間に営業しています。今年は6月27日に営業を開始しました。
現在は新型コロナウイルス対策の為、お店の利用人数に制限をかけています。
竹泉のご利用を考えている方はお早めにご予約を!
所在地:山口県阿武郡阿武町奈古河内452
電話:08388-2-2829
記事/小野