shiBano日記
暮らしを支える職人さん
今回は阿武町で働く人をご紹介します。
小田建築の小田利春さんです。
町の方々から”オダマゴさん”という愛称で親しまれています。
建築の仕事に就いてから、50年近く現役で働いています。
こちらが事務所です。ご自分で建てられたそうです。
他にもう2件、資材置き場兼作業場があります。
事務所内の梁の写真。
割れが生じた部材も構造的には問題ない場合がよくあるそうで、現場で使えなかった梁をご自身の事務所で再利用しています。
小田建築では住宅等の施工管理を請け負っています。近年はリフォーム業のお仕事が多いとのこと。
またオダマゴさんに頼めば、設計や水道電気工事の業者さんをそれぞれ手配してくれます。
どんな事でも相談に乗ってくださるので、住まいのことでお困りならオダマゴさんに相談してみてください。
小田建築 08388-2-2328
記事/小野
気になるお店
阿武町から益田市方面へ191号線を車で走っていると、宇田郷地区で目に飛び込んでくる 「リサイクル」の看板。
いつも通るたびに気になっていたんですが、初めて入るお店ってなかなか勇気がいりますよね。
お店の中は日用雑貨、衣服、食器、古本等々
面白いもの、懐かしさを感じるものが所狭しと並んでいました。
オーナーの松本さんは、10年程前に神奈川から阿武町へ移住。その後、少し時間をかけてこのお店を始められました。
移住前は神奈川でリサイクルショップの経営や、不動産業をされていたそうです。初めて訪れたにも関わらず、松本さんは気さくに話をしてくださいました。
お店の名前は「しおさい」です。
日曜日以外は基本的に営業されています。
海の崖上に建っているリサイクルショップは全国でもここだけでは、、!!
天気の良い日に訪れると、気持ちがいいですよ。191号線を通る時は立ち寄ってみてはどうでしょうか。
記事/小野
こんな時こそ
新型コロナの影響で、イベントや恒例行事の中止が相次いでいますね。
春の甲子園も中止になってしまいました、、
小中高校は臨時休校となり、子どもたちは退屈していると思います。自粛ムード一色ですが、節度を守って行動すれば、悪いことばかりではないと思います。
各出版社が漫画や書籍を無料公開していますね。小学館では「日本の歴史」の漫画が読めます!大人も勉強になります。
進研ゼミやZ会が教材の一部を無料公開しているので、お子さんにはこの休みを特訓期間と捉えてもらい、学力UPを目指すのも良いかもしれません。
文科省は子どもの過ごし方について、かぜのような症状がなければ、「健康維持のために屋外で適度な運動や散歩をすることを妨げるものではない」とする見解を示しています。風通しの悪い空間で密集する場所に出かけたりするのでなければ、外で遊ぶこともできます。
阿武町ではアスタベースさんがミニ四駆コースを無料開放しています。
大人も休日は、普段できなかった家の掃除や、読もうと思っていたけどそのままにしておいた本を手にとってみる、なんてことをして過ごすのはどうでしょうか。
このような状況だからこそ、少しでも生活を充実させていきたいですね。
記事/小野
黒瓦の風格のある古民家
新しい年度になることもあってか、最近は空き家バンクのお問い合わせが増えているように思います◎
ということで、久しぶりに空き家バンクのご紹介です♪
今回ご紹介するのは、宇田郷地区のお宅です◎
どこが、とはうまく言えないのですが、個人的にとっても好きなお家です。
まず台所がかわいいんです。
この色。このレトロ感!!かわいい、、
離れ小島のようになっていますが、奥にあります板をはまると繋がりますのでご安心くださいね♪
お風呂の焚き口もこちらにあります🔥
そして細い階段を登って2階があるのですが
なんだか秘密基地感ないですか✨
急な階段ではありますが、ちょっとわくわくしちゃいます♪
お部屋もたくさんあるのでご家族で住むのにちょうど良さそうですね◎
海と川が近くにあるので水遊びだってすぐできますよ✨
昔この近くの河原でジュズダマをとって遊んでいたのを覚えています。
詳しい間取りなどは 阿武町役場HP
空き家バンク No.76
をご覧くださいね。
記事/吉岡
福賀の暮らしを地域で考える会
今週、阿武町のうそんセンターにて
「福賀の暮らしを地域で考える会」が開催されました。地域住民の中で課題として挙がっている”移動”について考える会です。福賀地区有志の方々による主催で、NPO法人市民プロデュースさんの協力により実現しました。
今回は地域生活支援サービスの実例を知るため、NPO法人ほほえみの郷トイトイ で事務局長を務める 高田新一郎さんを講師として迎え、その取組を紹介していただきました。
ほほえみの郷トイトイは、山口市阿東にある地域交流拠点であり、地域スーパーや移動販売車を活用した生活支援を行っています。
〜阿東の実例〜
阿東が2010年に山口市と吸収合併となった後、地域内にあった唯一のスーパーが閉店。地域住民には不安が募っていきました。
住民同士での話し合いの結果、
「必要なことは単に”お店”をつくることではなく、買い物の不安をなくし安心に変えること。その為に、よりどころとなる拠点を作る」という一つの答えにたどり着きました。
その後2012年に、地域スーパーや移動販売の事業を行う地域交流拠点として、ほほえみの郷トイトイが開設されました。
地域スーパーではただ商品を売るだけでなく、そこで生じるコミュニケーションを大切にしています。
また、移動販売車は商品ではなく”安心”を届けることが目的のため、買い物がない時も一軒一軒周って声をかけているそうです。
阿東での事例を聞いた後は参加者同士で意見交換を行いました。福賀地区で課題として挙がっている”移動”について、また、それ以外の暮らしの問題点についても様々な意見がでました。
福賀地区での答えは、これから話し合いを重ねていく内に少しずつ見えてくるものだと思います。今後はアンケート調査などを実施し、細かく意見を拾っていく予定です。今回の会を通じて、互いに意見を交換し考えることの重要性を改めて感じました。
記事/小野