shiBano日記
圃場整備

だんだんと暖かくなり、鳥や虫の鳴き声も少しずつ活発になってきましたね。
5月上旬、いよいよ田植え前の圃場整備の時期です。
※圃場(ほじょう)とは、農産物を育てる場所のこと。
阿武町では各地で作業が進められていますよ!
こちらは「くれ返し」と呼ばれる田起こし作業。
上層と下層の土を入れ替えたり、土を細かく砕いたりします。
内部には爪がたくさん並んでいます。エンジンの力でこの爪を回転させて土を耕します。
田起こしでは、耕す深さを均一にすることが大切です。高低差ができてしまうと、田植え後の水管理が難しくなります。
高い場所の苗が生き残り、低い場所の苗は水没してしまうからです。
こちらは「荒代かき」作業です。
耕した水田に水を入れ、土を砕いて平らにしていきます。土の粒子を細かくすることで、地面へ染み込む水の量を減らし、水持ちをよくする事ができます。
また代かきには、圃場全体の水平を調整したり、苗を植えやすくする役割もあります。
田を耕すだけでは、苗がしっかりと土の中で固定されません。代かきで表面の土を滑らかにすることで苗が立ちやすくなります。
一つ一つの工程が苗の成長に大きく関わっています。そのため、丁寧に作業と向き合っていく事が必要です。
やはり圃場で働く人の姿はかっこいいですね。
記事/小野
日々の営みと楽しみは大切に

ステイホーム週間となった今年のGW
みなさんはどんな風に過ごされましたか?
私は日々の運動不足解消のため(珍しく)家の農業のお手伝いをしていましたよ。
この週末には先月籾まきをした苗(美味しいお米になりますように 参照)の田植えもありますのでまたその様子もまたお伝えできたらな、と思います!
今回は阿武町林業振興会女性部さんが黒豆味噌の試作をした時の様子をご紹介します◎
(もちろん、密は避けつつマスクや消毒しっかりしてますよ)
大豆の代わりに黒豆を使う黒豆味噌。
黒豆がふっくら柔らかく煮ええたら麹とまぜまぜ
ミンチの機械でうにょーーっと出したらお団子に丸めて
袋詰めして空気を抜いて完成です!!(写真なくてごめんなさい💦)
どんなお味噌になるのかみなさんも楽しみにされていました♪
少し話は飛びますが、毎年阿武町林業振興会さんは山と人とのふれあいをテーマに山菜狩りを開催されています。
山菜に詳しい先生をお呼びしてみんなで山に山菜を取りにでかけ、お昼には山菜のてんぷらをたらふくいただけるんです!!
とてもシンプルなイベントではありますが、毎年町外県外からたくさんの方が来てくださるんですよ♪
だけど今年は開催中止。
ということでお昼は!!
リベンジ!お外で山菜天ぷらパーティの始まりです!!
私までおごちそうになっちゃいました!
時期も少し遅いこともあり山菜はたけのこ、たらの芽、こごもみの3種類。
でも外で食べる天ぷらってやっぱり美味しいですよね♪
最近では3密を避けた屋外での活動やキャンプなどが人気という話を聞きますが、外で食べるこの特別感も嬉しいんですね🌞
本当の山菜狩りではもっともっとたくさんの山菜が食べられますので、今年来れなかったみなさん、来年の山菜狩りをお楽しみに!!
お味噌が出来上がるまで時間もかかりますが、美味しいお味噌ができるのを楽しみにしています◎
林業振興会女性部のみなさん、ありがとうございました!
記事/吉岡
井出堰

井出堰(いでせき)という言葉を聞いたことがありますか?私は田んぼの作業を手伝うまで、全く知りませんでした。
私の住んでいる奈古地区河内集落では、農業用水路の整備作業をすることを井手堰と呼びます。調べてみると他にもそう呼んでいる地域があるようです。
田植えに備えて、秋から冬にかけてたまった土砂や石を取り除きます。井出堰は水稲栽培に毎年欠かせない作業です。
まずは水路の脇に生えている草を取り除かなければいけません。この草刈り作業だけでもかなりの時間を要します。
こちらが水路清掃前後の写真。
場所によっては完全に水路が塞がってしまうほど、土砂や石が堆積しています。これらを取り除くことは地味であり、大変な作業です。農作業に慣れていないと足腰にくるので要注意。笑
けれども作業が終わればお互いに”お疲れ様!”と言いながら、しみじみと達成感を味わうことができます。
奈古地区河内集落では3日間に渡り井出堰が行われました。これで今年も、しっかりと田が潤うことでしょう。
記事/小野
「阿武町」で検索!

こんにちは!
GW中、旅行に出ることはなかなかできませんがおかげで時間はたくさんある!と言う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私は某有名動画サイトで動画を見ていることが多いのですが、ふと「ふるさとCM大賞」の阿武町の軌跡をまとめた動画の存在を思い出しまして。
久しぶりにみて見ようと思い「阿武町」で検索をかけてみたところ結構いろんな動画上がっているんですね!!
スイカ農家の梅ちゃん/人生を耕すクレイジー・ファーマーさんや漁師さん、ライダーさんなどいろんな方が阿武町の動画をアップされています!!
今は「ぜひ阿武町に来てください!!」とは言えません。
なので、動画で阿武町を感じてみてください♪
ちなみに阿武町暮らし支援センターの休業も5月23日までに延長となりましたが、お電話でのお問い合わせは引き続き(GW中も)受けつけておりますので、お気軽にお問い合わせくださいね。
また、阿武町長からのメッセージも更新されましたよ。
町長メッセージ・新型コロナ対策関連情報
町長もここで話しているように阿武町では阿武町独自の5つの緊急経済対策が行われます。
その他、国や県の支援制度が【支援制度の概要】にまとめられていますのでご覧くださいね。
記事/吉岡
優しさが溢れるリラクゼーション

自粛生活にて疲れが出ていませんか?
今日は阿武町で癒しを提供している「リラクゼーション&アロマヒーリング ゆあさ」さんのご紹介です◎
現在福岡と阿武町の2拠点で活動されている湯浅さん。
阿武町でお店を初めて4年目に突入されるそうですが、今回は阿武町に来たきっかけやこのお仕事についてお話しを伺いました✨
湯浅さんがこの町に来たのは阿武町で飲食店をされいたお母様の妹さんの影響が大きかったそう。
阿武町がいかに素晴らしいところかを常日頃から力説されていたそうで、お母様が東京から引っ越すことになったのをきっかけに阿武町に移住されました。
もともと福岡のサロンで勤めていたそうですが、独立しお店を探しているタイミングでもあったため、住居兼店舗にできる今のお家に決めたそうです。
下見に来たときすぐにこの町を気に入り、お母様もとても喜んでくださったんですって✨
そんな湯浅さんがこの仕事を始めたのはお祖母様の看病がきっかけ。看病をする中で、背中をさすると「手がきもちいね」と言れていたそうです。そんな中「知識があればもっと何か出来なんじゃないか」と感じて看病を終えた後にこの道を進むことを決意。
まず勉強したのがリンパの流れを整えるアロマヒーリング。次に骨格のバランスを整えるカイロプラクティックなど勉強して働いてきたが、なぜかお客さんが同じ症状ですぐにまた訪れる。何が原因か考え巡り合ったのがヒーリング(気功)という手法でした。
この3つを組み合わせてトータルでケアをすることで、身体を整えそれを長持ちさせることができるようになったそうです。また、マッサージでよく起こる"揉み返し"も少なくすむように工夫されているそうですよ。
店内は間接照明もあり落ち着いた雰囲気
以前勤めていたサロンの方には儲からないね、と笑われたそうですが、「お客さんに満足してもらえるのならそれが一番だから」と湯浅さん。
サロンで働いていた時と違い、自宅で自分のやり方でできるため、ボディケアの手法だけでなく時間に関しても一人一人に合わせられるので自分にもストレスが少ないとのこと。
お話をするだけで癒されるような柔らかい空気をもつ湯浅さんのファンはたくさんいるのではないでしょうか。
今も口コミでお客さんが増えていっているそうですよ♪
普段から換気はしっかりと行なっているそうで、新型コロナウィルスにも十分に気をつけながら営業をされていますので、身体に不具合のある方や今の状況に疲れてしまっているお近くの方はぜひ癒されにいってみてくださいね♪
記事/吉岡