shiBano日記

2020 / 11 / 28  15:00

住み慣れた土地の魅力を知る

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自分が生まれ育った場所の魅力って、なかなか気づきにくいもので。
阿武町のいいところってなんだろうと町の方に聞いてみても、「なんもないよね」とおっしゃいますし、私自身「なんだろう」と考えることもあります。

そんな阿武町で地元学調査というものが行われました。
地元学とは、その土地の人から文化や暮らしのことを聞き、学ぶこと。
島根県立大学、北九州市立大学、熊本大学の学生さんらが奈古浦地区の調査に挑みました。

今回は路地の魅力発見をテーマに
「西地区」「浜地区」 「釜屋・美浜地区」
の3グループに分かれての調査となりました。

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それぞれ地域の方と町歩きをしながら情報収拾を行います。
通りすがりの方にもお願いしてお話しを聞いたりもしましたよ♪
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周りの家のことや行事のこと、お祭りのことなどいろんなことを学んだ後はまとめ作業!
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そしていざ発表!!
それぞれ担当地区についてこのようにまとめていましたよ🍀
・釜屋・美浜地区
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・浜地区
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・西地区
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普段住んでいる人からするといつもの路地も、違う方向から見ると魅力いっぱいの場所になるんですね♪
ある学生さんは、昔からの路地の中にできた新しい動きなどをあげて、「昔と今が交わる路地」と表現していました。
この奈古浦地区は実は100年前からほとんど変化していない路地のある街並みです。
そんな暮らしの中に路地に新たな動きが生まれるのはまさに「昔と今が交わる路地」ですね✨

発表を聞いていた方も、なんだかちょっと照れくさそうに聞いていましたが嬉しそうにされていました🍀
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どうしても「あれがない、これがない」と無い物ねだりをしてしまいがちですが、今回の地元学のように「今ある魅力」を見つけ、大切にしながら暮らしていきたいですね◎


記事/吉岡