shiBano日記
2020 / 11 / 19 15:00
100年以上続く阿武の味を子どもたちに
みなさんは蒸気船まんじゅうをご存知ですか?
その名の通り蒸気船の形をしたおまんじゅう。
阿武町では100年以上、八代峰月堂さんよってこの蒸気船まんじゅうが受け継がれてきました。
十字路の角にあったことから「カドノヤシロ」という相性で親しまれ続けていましたが、現在は道の駅阿武町で販売されています。(工事中でもうすぐ再開予定です!)
その受け継いだ技術や味を知ってもらおうと、毎年阿武小学校と福賀小学校の6年生に蒸気船まんじゅうを焼く教室をされています。
まずは八代さんにお手本を見せてもらって、自分たちで焼いてみます。
私も一緒に焼かせてもらいましたよ♪
八代さんは簡単にぴょぴょいっと焼いてみせますが、これがやっぱり難しい!!
八代さんが軽々持っている型は重たく、支えるのもやっと💦
「思ったより重い、、」と言いながら、はじめは手伝ってもらいながら支えます。
八代さんが「離すよ?大丈夫?」と型を子どもに委ねると不安そうにも一生懸命型を支えていました。
生地を「このくらい?まだ??」と確認しながら流しこみ、流した後すぐにあんこを乗せ、また生地を流します。
ぎゅっと挟んでゆっくりと火にかけ焼き上げてもらいます。
そうして焼きあがった自分の蒸気船まんじゅう。
ほかほかで、子どもたちも「あったかいね、〇〇ちゃんの綺麗に焼けたね」と、とても嬉しそうに持って帰りました。
焼いた後は質問タイム。
八代さんのお話を聴きながらそれぞれいろんなことを感じたのではないでしょうか。
阿武町で受け継がれている蒸気船まんじゅう、子どもたちの心にも残っていくことでしょう。
記事/吉岡