shiBano日記
親子でチャレンジ! 海藻クッキング

4月19日(土)shiBanoで親子海藻料理教室が開かれました。
メインの海藻は今が旬の「ワカメ」と「アカモク」
他の食材も阿武町産の野菜やうもれ木豆腐、平飼い卵など負けていませんよ。
ワカメとアカモクはお湯に通すと鮮やかな緑に。こどもたちからも「うわーすごい!」と歓声が湧きました。
少人数だったので色々試作
①アカモクねばねば丼
②海藻とうもれ木豆腐とたっぷり野菜のお味噌汁
③海藻サラダ
④豆イカとワカメのサラダ
⑤ 海藻入り出汁巻
⑥冷奴
⑦魚のさつま揚げ
完成したランチに子どもは「うげ〜海藻ばっかりでやだー!」と(笑)
確かに大人は喜ぶヘルシーメニューですが子どもウケはよくないですよね。でも自分で作ったメニュー。周りが食べる雰囲気もあってか、パクっ!
「まぁまぁ」との感想が聞けました!
子ども人気はやっぱり卵焼き。あとネバネバ丼もおかわりしてくれました。
家では生の海藻料理は億劫だし、嫌がる子どもに無理やり食べさせるのはストレスになるけれど、こういう機会を利用していろいろな体験ができたら親も子も嬉しいですよね。
この企画は来年も開催する予定です。
今回参加されなかった方も是非、次の機会に海藻を食べませんか?
阿武町のしごと〜鮮魚加工(後編)

最後にこれから先、本間さんと同じように阿武町で起業する方の道しるべになるようなお話があればお聞かせ
「この加工場はね、家賃5,000円なんだよ!都会では一等地を借りてスタートまでに何千万とかかる。阿武町だったらその資金を設備や他のものに充てられる。
そしてここで売ろうとするんじゃなく、全国へ販路を持つ。低賃金で大きな収益を上げられる可能性があるよね。
都会とはお金の使い方が違う。ネット卸販売も普及しているし、広告は県や阿武町、商工会が応援してくれるしね!」
趣味で写真を撮っていらっしゃる町内の方が商品の写真をご好意で撮ってくださったというお話もありました。
商品もさることながら、本間さんの人柄もあってのことでしょうね。
最後になりましたが、取材に協力していただいたあぶの空の本間さんご夫妻、仲介してくれた恵美奈さんに感謝いたします。
私もいち阿武町民として応援していきたいと思います!
「親子海藻料理教室」のお知らせ

みなさん、海藻にも旬があるってご存知でしたか?
私はついこないだまで知りませんでしたが、海藻の旬は2〜4月。そう、ちょうど今なんです!
阿武町は日本海側の町。
海を覗けば旬の海藻がたくさん生えています!
そんな海のめぐみと阿武町の野菜をふんだんに使った親子料理教室を開催します。
メニューは投票形式!食べたいメニューが作れます。
お申し込みはQRコードから(締切4月13日)
ご応募お待ちしております。
阿武町のしごと〜鮮魚加工(中編)

以前は仙台に住んでいた本間さん。しかし東日本大震災で被災。安心して住める場所を探し、阿武町に移住してこられました。
製品化を目指し長門ラボに通う日々。その期間3年。
「製品はある、いいものができても作るところが確保できないので宣伝のしようがなかった。もどかしかったね…周りの人からもうやめたら?とか、うだつの上がらないことしていないで、とか心ない声をかけられて、それも辛かったね…」
「理解者は多くなかったし、家族だけだったかな…」と。
萩で外注をかけたこともあったそう。しかし、パック詰めの業者に依頼して出荷したら、写真と違うと言われ全て返品されしまう始末。
商品の細部までこだわった思いを外部の人が商品に乗せることが難しいと思った本間さん。
この時、自身で加工場を設けることを決めたそう。
「あぶの空は自分とは別の個体で生きていると思うんだよね。」
今回の取材で一番印象的な言葉でした。
「ゆくゆくは後継者を育てたいんだよね。あぶの空をやりがいのある場所にして、魅力的なモノになる手伝いをするのが自分の役割かなと思うんだよ。そういう意識があるから、自分の店だからと頑固ではいられないかな。」と話されました。
物事を柔軟に考え、いいなと思うものから学んでこられた本間さんらしいお話を聞くことができました。
次回、最終話。本間さんからこれから阿武町で起業する方へのエールです。