shiBano日記

2020 / 09 / 01  17:00

チャンスと捉えて

0Y3A2423.JPG

阿武町福賀地区の農家、白松博之さんの農園にお邪魔しました。

 

ご家族で農家経営をされており、現在は長男の靖之さんを中心に生産を行っています。

農園では主に白菜、レタス、オリーブを栽培しています。

 

白松さんは農園経営の他にも、農家民宿などの様々な活動を通じて、地域づくりを行ってきました。

そんな情熱的で活動家の白松さんにこれまでの経緯を伺いました。

 

 

 IMGP7626.jpg

まず見せていただいたのは福賀地区西台にある圃場(ほじょう)。

こちらは全面マルチと呼ばれる栽培方法を採用しています。

この栽培方法は白松さんが長野県に視察に通い、学んできたものです。

 

 

 

 IMGP7611.JPG

平成元年、白松さんは長野県で行われている先進的な農業の技術を学ぶため視察へ。

 

そこで桁違いの収益を上げている農家さん達を目の当たりにし、技術を阿武町に持ち帰ろうと決意。

 

農家さんの企業秘密でもある栽培方法を何とかして教わるため、白松さんは800kmもある長野県まで夜行バスを使って足繁く通ったそうです。

通い始めてから3年目、そんな白松さんの想いを現地の農家さんも認め、ようやく技術を教わることが実現しました。

 

そしてその技術を福賀で再現することに挑戦。最初はトウ立ちなどの失敗もありましたが、改良を重ねて現在では約2町もの圃場を運営しています。

 

※トウ立ち = 花を咲かすための花茎が伸びてきた状態のことで、葉が硬くなり食味が落ちてしまう。

※1町 = 9900m2

 

 

 

 IMGP7625.JPG

平成10年に防風林の枝打ち作業をしている際、白松さんは8mの高さから転落してしまいます。一命を取り止めましたが、その後は車椅子生活となりました。農業も軌道に乗り、これからという時の事故であったため、そのショックは計り知れません。

 

しかし白松さんは、その後の人生を全く諦めませんでした。今から何ができるのか、せっかくこの状況になったならば”チャンスと捉えなければ”と考えたそうです。

 

その後

山口県初の農家民宿「樵屋」の開業、自然や文化・暮らしを伝える場「あったか村」の設立や、豊かな環境を利用した自然体験や木工体験の提供、やまぐちオリーブ協会の設立、町議会議員活動、等々。数えられないほどの活動を行い地域づくりに貢献されてきました。

 

下記ホームページから白松さんの様々な活動を見ることができます。

ちなみにこのホームページは、1からWebについて学びご自身でコードを記述して作成されたとのことです。すごい、、。

 

農家民宿 樵屋(きこりや)

http://www.haginet.ne.jp/users/kikori/#

 

 

 IMGP7636.JPG

靖之さんにもお話を伺いました。

 

現在は家族経営で農業を行っていますが、将来的には労働力を増やして収穫規模、品種の拡大も視野に入れているとのことです。IターンやUターンの方、年齢問わず”やる気がある方はぜひ”とおっしゃっていました。

条件によっては(労働力等のリターンを提供してもらう前提で)新規就農者に農機具を貸すことを検討しているとのこと。

 

 

現在阿武町にはまだ多くの利用可能な農地があり、農業先進地に並ぶようなポテンシャルがあると白松さんはおっしゃっていました。

新規就農にご興味がある方はぜひ一度、阿武町に訪れてみてはいかがでしょうか。

 

 

記事/小野

 

2020 / 08 / 29  15:00

「なんとなく」から抜け出しましょう!

「なんとなく」

今日はshiBanoで新たなチャレンジ!
萩市弥富で活動されている木の鶏商店の高橋さんによるExcel初心者講座&Excel相談会がありました◎
今回は午前午後それぞれ2名参加がありましたよ。
Excelの基本操作は学校で習うこともあるので大体の人が使えるツールではありますが、「なんとなく」使っている方は割と多いのではないでしょうか。私はバッチリなんとなーーくしか使っていません。
関数?あ、なんとなく知ってます。そんなレベルです。

午前の部のExce初心者l講座では、Excelの基礎を学びながら家計簿を作っていったようです。
今まで仕事でもExcelを使ってきたけど、関数もあまりちゃんと使ってなかったから勉強になったよ✨
と参加された方がおっしゃっていました。
「なんとなく」 
午後からは個別相談!
仕事で毎月使っているものの簡略化や、任意の日毎の時間別来場者数のデータの出し方などを一緒に考えながら作ったそうです。
こちらも参加されたお2人は「助かった〜!!」と、とても喜んで帰られていました✨

なんとなく使えてるし、今使えてる分で十分♪
と思っている方!!
もしかしたらもっと簡単なやり方があるのかもしれませんよ!!
次回は9月26日(土)開催予定ですので、ぜひご参加くださいね♪

記事/吉岡

2020 / 08 / 27  15:33

涼を求めて

涼を求めて

もう8月も終わろうというのに暑い暑い
とにかく暑い!!!
福賀の涼しい山育ちな私にとって奈古の暑さは正直しんどいのです。

ということで!
阿武町の涼しいスポットをご紹介いたします✨

まずはやっぱり福賀地区。
福賀地区には"宇生賀盆地"という盆地があります。
四方を山に囲まれ、田んぼをぐるっと囲うように家が並んでいます。
その盆地の真ん中にあるのが「親水公園」
5月には鯉のぼりが元気に泳ぐ場所でもありますよ🎏🎏

そこにちょっと車を停めて降りてみます。
すると、さーーーっと風が抜けて気持ちい!
涼を求めて
東屋もあるので日陰に座ってゆっくりしているとなんとも心地よく、周囲の田んぼの稲が風でさわさわと揺れています。
このままずっとここにいたい、、なんなら今日の仕事はここでしてもいいんじゃないか。。
そんな風に思える場所です。

同じく福賀地区にあります「いらおの名水」の水汲み場。
図1.jpg
田んぼにも水を引いているので田植えの時期には横の蛇口をひねる必要がありますが、今の時期は勢いよく流れていますよ◎
冷たくて気持ちがいいので農作業の合間にタオルを濡らしに来る方も。
伊良尾山の火山灰で濾過されたここのお水は軟水で、コーヒーを淹れるのにもぴったりで私もよく使っています☕️

最後は宇田郷地区の葛籠地区。
0Y3A8350.jpg
葛籠地区に入ったばかりくらいのところに、綺麗に管理されている場所があります。
管理されているのは葛籠地区にお住いの90歳を超えた方だそうで!
陽の当たり方もとても綺麗で、しっかり管理されているのを感じます。
側には川も流れていて冷たくて気持ち良いので、暑い時にはたまらないですよね✨

綺麗な海もあれば涼しい山や川もある阿武町。
やっぱりいいところだなぁ、としみじみと感じた時間でした◎

記事/吉岡

2020 / 08 / 25  17:00

夏の栄養

IMGP7566.JPG

暑い日が続きますね。日中に外を歩くだけでも、体力を消耗してしまいます。

夏バテ気味の方も多いのでは、、。

 

こんなときこそしっかり栄養をとって体調を整えたいですよね。

阿武町では道の駅で新鮮な野菜が手に入りますよ!

 

 

 

先日、奈古の自営農家、梅地孝也さんの農園にお邪魔しました。

梅地さんの農園では様々な珍しい野菜を栽培されてます。

 

 

IMGP7561.JPG

白ゴーヤ。塩もみをしなくても食べられる優しい苦みが特徴です。

 

 

IMGP7565.JPG

こちらは"ショコラ色"のカラーピーマン。

苦味は全くありません。シャキッとした食感と、やさしい甘味が口の中に広がります。

その場で一つとれたてを頂きましたが、新鮮なカラーピーマンは絶品!

 

 

IMGP7564のコピー.jpg IMGP7596のコピー.jpg

そしてこれはレモンバジル。爽やかなレモンの香りがします。

魚料理や鶏肉料理などと相性抜群。

炭酸水やお酒などに入れて飲むと香りがアクセントになり、かつオシャレです。←大事

ただ残念ながら、現在レモンバジルは出荷はしていないとのこと。

 

 

梅地さんの野菜は、道の駅阿武町をはじめ、萩市のキヌヤ、JAファーマーズマーケットなどに出荷されています。

農園についてご興味のある方は下記のホームページをご覧ください。

 

 

「梅さん農園」ホームページ

https://umefarm.jimdofree.com/

 

 

記事/小野

2020 / 08 / 22  15:00

みんなで作るカレンダー

みんなで作るカレンダー

2020年ももう残すところあと4ヶ月。
アーティストさんや業者さんがカレンダーを作り始める時期が近づいてきました!

阿武町も例外ではありません◎
毎年たくさんの方にご好評いただいていて、私も子供のことから楽しみにしている阿武町カレンダー。
最近の阿武町カレンダーは阿武フォトクラブのみなさんの写真と俳句クラブのみなさんの俳句で彩られてきました。

しかし今年はなんと!!
カレンダー用写真が一般公募されます!!
自分の撮った写真がカレンダーになるかもしれないんです✨

この阿武町カレンダーは町内各戸だけでなく、今は町にはいないけど阿武町大好きな阿武町出身者の方や一般への販売もされています。
そんないろんな人の目に触れるカレンダーに自分の写真が載ることを考えるとワクワクしませんか♪
応募は町内の方に限らず全国どこからでも大歓迎です!
過去の写真でも大丈夫なので、今年は阿武町に帰れなかった、遊びに行けなかったみなさんも応募できます◎
前に阿武町に行った時の写真、いつか帰った時に撮った写真、学生のころに撮った写真など、写真を振り返ることで阿武町を想うのもまた一興。

07076ad862c61173249775a266cae65f.jpg

たくさんの写真が集まるのを楽しみにしています!

詳細は阿武町役場HP  http://www.town.abu.lg.jp/7432/
をご覧ください


お問い合わせ
阿武町役場 まちづくり推進課
tel:08388-2-3388
mail:machisui06@town.abu.lg.jp

 

記事/吉岡