shiBano日記
時代を経て
先日、奈古浦地区の 某お宅にお邪魔しました。
蔵の解体を行うため、その中に保管してある物を整理するとのこと。
そこで、中に眠っていた物を見せていただけけることに。
アルミの水筒。昭和30年代に使われていたもの。
形が かわいらしいです。ボコボコした外形が、長い間 使われていたことを物語っていますね。
こちらは戦前から使われていた電気アイロン。ナショナル製で、専用の木箱に入っていました。
1937年頃の国内調査によると、電気アイロンの普及台数は313万台。
他の家電製品より比較的安価であり、戦前の家電製品の中では一番の普及していたようです。
「奈古名勝繪はがき」と書かれた紙袋には、奈古の美しい風景を収めた絵はがきが入っていました。
名勝とは、景色が特に優れたところを指す言葉です。
当時の鹿島や奈古浦の様子が分かる貴重な写真です。
こちらは学習誌と学校で使われていたノート。
装丁のデザインが素敵です。
学習誌は中身のイラストやフォントも凝っていて見応えがあります。
貴重なものをたくさん見せていただきました。
物を実際に手に取ると、昔の暮らしが目に浮かびますね。
保管してあったものは状態が良く、蔵の保存性の高さにも驚きました。
記事/小野
よく分かる漢方講座
来たる11月5日、阿武町暮らし支援センターshiBanoで、漢方の講座が行われます。
講師は、今年 阿武町に移住された横田浩さん。
移住前は、漢方専門の薬剤師として働いていました。
漢方の講座と聞くと「なんだか難しそう」というイメージを抱く方が多いかもしれませんが、、
大丈夫です!!
この講座は漢方についてあまりよく知らない方でも、楽しく学ぶことができます。
講座は全3回のシリーズとなっており、第1回は 無料です!
内容は「漢方って何?」というやさしい解説から、漢方の基礎となる考え方を学ぶことができます。
また「人は生理機能の特質の違いから、10タイプに分かれる」という思想に基づき、参加者一人一人の特徴を分析します。これにより、自分自身の心理的欲求や、どのような活動に向いているか等を知ることができます。
第1回は無料ですので、少しでも興味を持った方はぜひ参加してみてください。
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【 よく分かる楽しい漢方講座 】
会場:阿武町暮らし支援センターshiBano
第1回:漢方って何!なぜ病気になるの?
日 時:2020年11月5日(木)13時〜15時
受講料:無料
第2回:漢方であなたの体質・性格が判る
日 時:2020年11月19日(木)13時〜15時
受講料:700円
第3回:漢方で美しく健康になる
日 時:2020年12月3日(木)13時〜15時
受講料:700円
★ 参加希望の方はご連絡ください ★
阿武町暮らし支援センターshiBano
TEL:08388-2-3388(営業日:火 木 土)
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記事/小野
御山神社のしめ飾り
先日小野が河内集落のしめ縄作りについて紹介しましたが、宇田郷にある御山神社でもしめ縄作りと取り替えが行われ、地域おこし協力隊の田代さんとお邪魔させていただきましたよ⛩
御山神社といえば以前もご紹介した神宮山の1478段の階段があります。その階段を登りきるまでに鳥居が3つ。
御山神社の大きな鳥居にお社、五所神社や木馬が置いてある場所など、とにかくしめ縄が飾られている場所がたくさんあります。
そのしめ飾りを作るべく、宇田郷地区の「尾無」「惣郷」「畑」の3集落の人たちが集まって作業開始です!!
大まかな作業は河内集落のしめ縄飾りと同じで分担作業で行なっていきますよ。
昔はこの御山神社で「いのこまつり」と言って大きなお祭りがあり、お祭りの時には学校も午後からお休みになって、子ども達はかけっていっていたそうです。
屋台もずらーーっと並んでいて、100円握りしめて遊びに行っていたことや、相撲も行われていて強い人は御山富士と名前がついていこと、とても賑わっていた御山神社のお祭りのことを、作業をしながら懐かしそうにみなさんがお話してくださいました。
お昼からは残りのしめ飾りを作る人たちと、午前中に作ったしめ飾りを背負って神宮山を登る人たちに分かれるそうで、途中までではありますが私たちも見学について行かせていただきました。
「右っちゃぁ左ちゃぁ外じゃ内じゃ!」たくさんの指示が飛び交いながらひとつめの鳥居のしめ縄交換が終了。
みなさんはこのあと残りのしめ飾りの取り替え作業をするために1478段の階段を登って行かれました。
私たちは御山神社に戻ってか再び作業のお手伝い。
田代さんは1番大きいしめ縄づくりに挑戦です!
3人で息を合わせてねじっていきます。
握力がかなりいるので、2本目のしめ縄を作るときにはかなりきつかったそうです。
しかし、なかなかできない体験ができてすごく嬉しかったし楽しかったと言われてましたよ♪
境内のいたる所にかけられているしめ縄が綺麗に新しくなって気持ちもいいですね✨
お祭りの他にもいろんなお話を聞かせていただいたので、またどこかの機会にお伝えできたらと思います。
記事/吉岡
福賀大農業まつり開催です!!
今年はコロナ禍でいろんなイベントがなくなっています。
11月は各地でお祭りが行われていて毎週お祭り三昧だったのですが、今年はことごとく中止。
そんな中、毎年11月の第1日曜に行われている福賀大農業まつりも中止かと思いきや、、なんと開催決定との情報が!!!
しかしながら人を集めることはやっぱり難しい。
ということでなんと!オンラインで開催です✨✨
その名も『オンライン特別版 福賀大農業まつり 〜 お、おんらいんってなんじゃ〜? 〜』
お祭りを?どうやって?というか「お、おんらいんってなんじゃ〜!?」
そんな阿武町農村青年協議会(通称のうせい)のみなさんの奮闘です!!!
Youtubeのライブ配信を使ってのオンライン開催で、どなたでもご視聴いただけます。
もちろん無料での視聴もできますが、特別チケットを購入することでのうせいの応援をしつつ福賀の恵を手に入れることもできるのです✨
毎年恒例の福引も行われるので福引に参加希望の方はチケット購入のページにある【特産物争奪戦!福引き大会の参加券(無料)】をお選びくださいね♪
それぞれのチケットでは福賀のお米や旬のお野菜、中には松茸が入っているコースも!!
なんと幻のお酒も買えますよ♪
「やるに決まってんだろ!コロナに負けてたまるか!!」
と気合い入りまくりののうせいのみなさんを応援して、当日のライブ配信もみんなで楽しみましょーーーう!!
当日は私も司会者で参加しますのでみなさん応援よろしくお願いしますね✨笑
詳しい情報は
オンライン特別版 福賀大農業まつり お、おんらいんってなんじゃ〜?
をご覧ください。
記事/吉岡
新たな作品が生まれる窯
陶芸作家の橋本一成さんの作業場にお邪魔しました。
橋本さんは、3年前から奈古地区で創作活動を行っています。
有田焼窯元で勤務、唐津で修行をなさった後、阿武町奈古地区に移住され、独立されました。
実は昨年、shiBanoの庭のブロック塀を改修する際に、橋本さんのお力を借りました。
グラインダーなどを用いて不要なブロックを取り除いていただきました。
そして、取り除いたブロックの使い道に困っていたのですが、なんと橋本さんが引き取ってくださることに。
このブロックたちが新たに使われる場所は、、、
なんと「窯」!!
橋本さんは現在、ご自身で陶芸窯を制作中です。
全長4m、高さは2mほどになるそうです。この窯を橋本さんと橋本さんのお父様、二人で制作されているとのこと。
現在、窯の基礎部分が完成しています。
この基礎部分の「かさまし」としてshiBanoのブロック塀を使っていただきました。
基礎から上は耐火レンガで組んでいきます。
ここで使う耐火レンガも、一個一個 手作りで制作されていること。
一個作るのに20分かかるそうです。全体で700個近くを制作する予定だそうです。ものすごい仕事。
材料は、阿武町で採れた真砂土と粘土。つまり阿武町産の窯が出来上がるんです!
これから窯の完成、そして、ここで新たな作品が生まれることが楽しみです。
shiBanoには橋本さんが制作された器をいくつか置いてますので、ご興味のある方はスタッフにお声掛けください。
記事/小野