shiBano日記
思い出はレコードの中に
先日、奈古浦地区のご近所さんから大量のレコードをいただきました。
今はインターネットを利用し、パソコンやスマホで簡単に音楽が聴ける時代。
しかし、昔のようにレコード屋で商品を買って、家でレコードプレーヤーにかけるまでの「ドキドキ感」や、部屋にレコードジャケットを飾るといった楽しみ方もなくなってしまいましたよね。
レコードを手に取ると、自分が生きていない時代であっても「懐かしさ」が感じられます。
そして良いものは、時を経ても良いなと思うものです。
以下、いただいたレコードの一部をご紹介します。
1974年 井上陽水「二色の独楽」
イントロからカッコいいです。今聞いても痺れます。
1976年 岩崎宏美「ファンタジー」
岩崎宏美は永遠のアイドルですね。
1979年 竹内まりや「UNIVERSITY STREET」
ファンです。いいアルバムです。
1986年 中島みゆき「36.5℃」
都会でのドラマを感じさせるジャケットですね。
みなさんの思い出のレコードはあったでしょうか?
しばらくの間、これらのレコードをshiBanoで保管しています。
他にも沢山のレコードがあります。お気に入りの一枚、懐かしの一枚が見つかるかもしれませんよ!
レコードプレーヤーがありますので視聴もできますし、欲しい方には差し上げますので、是非shiBanoにお立ち寄りください。
記事/小野
夜のまちに賑やかな明かりを
朝晩冷え込んできましたね
こたつやストーブ、お布団がなんとも幸せな季節になりました。
そんな寒い冬の街を明るく照らすイルミネーションがあちらこちらで始まってますね🎄
道の駅阿武町でも毎年イルミネーションフェスティバルが開催されていますよ。
そして今年も12月12日から1月3日までイルミネーションの点灯が行われます!!
そのオープニングセレモニーが12月12日に開催されます✨
今年も銭太鼓やハンドベルの披露がありますよ♪
なんと花火も上がっちゃいまーす✨
今年は全然花火を見れなかったので嬉しいですね✨
また、同日開催で道の駅阿武町交流イベントもあります!
移転テナントや新規参入のお店も同日オープンされたり、キャンプ場の紹介ブースもありますよ🏕
まちの生産者さんや団体さんによるマルシェもあるそう!!
なんだか賑やかな1日になりそうですね!
みなさんのお越しをお待ちしております♪
記事/吉岡
道具を通して見る暮らし
先日からお伝えしております阿武小学校3年生との授業。
昔の暮らしと道具シリーズは今回で最後となりました。
今回は奈古浦地区に昔から住んでいる皆さんにご協力いただきましたよ。
昔の道具をshiBanoの近所の元呉服店の蔵からたくさんお借りして、実際に昔の道具を見ながら当時の様子をお話ししていただきました。
昔は道がコンクリートで舗装されていなかったため、道に穴を掘ってビー玉遊びをしていたことや、小学校の教室の後ろに囲炉裏があってお弁当が冷えないようみんな並べていたことなど、今とは違った暮らしをたくさん教えていただきました。
昔の教科書やノートも見せてもらいましたよ♪
子どもたちも見慣れない道具や昔の暮らしのことを聞き、驚きながらも興味深そうにお話を聞いていました。
お話を聞く中で「いいなぁ!!」という声が上がることも。
羽釜で炊いたご飯の美味しさのように便利だから優れているのではなく、それぞれの良さがあることも感じてもらえていたら嬉しいですね◎
これまでの授業のように本物の道具に触れ、実際に使っていた人に話を聞くというのは子どもたちにとって、とても貴重な経験だと思います。
阿武小学校では地域の方と子どもたちのふれあいを大切にしています。
今回協力してくださった皆さんも「最近よく小学校に行くからね、まちでたまに声かけられるんよ」と嬉しそうに話されていました。
そんな関わり方ができるのも阿武町の良さなんだろうなぁと感じました。
記事/吉岡
奈古浦のシンボル
現在、奈古浦地区で阿武小学校3年生と社会科の授業をおこなっています。
今回は河野酒造の河野とみ子さんにご協力いただき、酒蔵の中で授業をさせていただきました。
河野酒造の酒蔵は、酒造りを辞められた現在でも地域のイベント等に利用され、町の人に愛されている建物です。
初めて入る子どもたちは酒蔵に興味津々。(あぶのべっぴん市等で建物に入ったことがある子もいました)
「広い〜、怖い〜、すごい〜!」など感想も様々です。
まず最初にshiBanoスタッフが日本酒とは何か、日本酒はどのような工程を経て作られるのかを説明しました。
日本酒は、日本を象徴する文化の一つです。
古くから節目を迎える時や、祭事などに用いられてきました。
他のお酒と違い、神聖な意味合いがあることを子どもたちに知ってもらいました。
続いて、酒造の設備や保管してある道具を見学。
こちらは米を蒸すための かまど。大きさにビックリ。
下には火を炊くために、人が一人入れる空間があります。
この かまどから出た熱と煙は、中庭にある煙突から逃げていきます。
奥に見えるのは「もろみ」を絞る機械です。
もろみは木綿袋に入れて絞ります。袋には殺菌作用のある柿渋を塗っていたそうです。
ここで絞って出てきたものが日本酒に、そして残ったものが酒粕になることを子どもたちは学びました。
子どもたちが見上げる煙突のてっぺんには避雷針があります。
普段は奈古浦地区のシンボルとして静かに佇んでいますが、奈古の町を落雷から保護しています。
この煙突は酒造りの役目を終えた後も、住民の安全を守っていたんですね。
授業が終わる頃には「ここに住みたい!」と言った子もいました(笑) 酒蔵に愛着を持ってくれたようです。
大人になったときに、この建物や阿武町での体験を誇らしげに語ってくれると嬉しいですね。
記事/小野