shiBano日記

2020 / 12 / 03  15:00

道具を通して見る暮らし

道具を通して見る暮らし

先日からお伝えしております阿武小学校3年生との授業。
昔の暮らしと道具シリーズは今回で最後となりました。

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今回は奈古浦地区に昔から住んでいる皆さんにご協力いただきましたよ。
昔の道具をshiBanoの近所の元呉服店の蔵からたくさんお借りして、実際に昔の道具を見ながら当時の様子をお話ししていただきました。


昔は道がコンクリートで舗装されていなかったため、道に穴を掘ってビー玉遊びをしていたことや、小学校の教室の後ろに囲炉裏があってお弁当が冷えないようみんな並べていたことなど、今とは違った暮らしをたくさん教えていただきました。
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昔の教科書やノートも見せてもらいましたよ♪

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子どもたちも見慣れない道具や昔の暮らしのことを聞き、驚きながらも興味深そうにお話を聞いていました。

お話を聞く中で「いいなぁ!!」という声が上がることも。

羽釜で炊いたご飯の美味しさのように便利だから優れているのではなく、それぞれの良さがあることも感じてもらえていたら嬉しいですね◎

これまでの授業のように本物の道具に触れ、実際に使っていた人に話を聞くというのは子どもたちにとって、とても貴重な経験だと思います。

阿武小学校では地域の方と子どもたちのふれあいを大切にしています。
今回協力してくださった皆さんも「最近よく小学校に行くからね、まちでたまに声かけられるんよ」と嬉しそうに話されていました。

そんな関わり方ができるのも阿武町の良さなんだろうなぁと感じました。


記事/吉岡