shiBano日記
職場体験
先日、萩高等学校奈古分校から2人の生徒さんが阿武町役場へ職場体験に来ました。
2日間に渡って役場内の様々な仕事を体験。広報の仕事体験の一環でshiBanoにも来所しました。
広報担当の德永さんと共に、生徒さんがshiBanoを取材し記事を作成することに。
まずは私たちがshiBano施設内を案内しました。
元々薬局であったshiBanoのルーツ、私たちスタッフの仕事内容等を説明。
気になった事はその場でメモを取り、一生懸命に聞いていましたよ。
ひと通り情報を集めた後は、記事の構成を考えます。
「どんな情報があったら、興味を持ってもらえるかな?」と
德永さんが投げかけます。
二人とも考えを巡らせ、話し合います。
「Wi-Fiが使えるところがいいよね」とアピールしたいポイントを絞って記事をまとめていきました。
最後にアピールポイントを写真撮影。
一眼カメラを使うのも初めてとのことで、イチから德永さんがレクチャーされていました。
高校生の多感な時期に、町の仕事にたくさん触れ、将来の自分の糧にして欲しいですね。
記事/小野
自分の夢に正直に
今回ご紹介するのは、阿武町で活動する若きアーティスト、NAOMI(小田直美)さんです。
NAOMIさんは宇田郷地区出身で、現在ご実家で制作活動をされているそう。
そんなNAOMIさんにお話しを伺ってきました◎
NAOMIさんが絵を描くようになったのは実は最近のこと。
暇つぶしやストレス発散に描いていた絵を見た友人に「おもしろいね」と言ってもらったのがきっかけ。本格的に絵を描くようになったのはカナダにワーキングホリデーに行ってからだそうです。
就職活動に疑問を感じていたNAOMIさんは、今に後悔したくない!学生のうちにできることをしよう、と行ってみたかった海外へ。
それも留学ではなく、自分で働いて生活をしたいとワーキングホリデーを選択。すごい行動力ですね!
カナダに行ってからもお休みの日には喫茶店などで絵を描いていたNAOMIさん。
美術館がたくさんあったり、絵を描いている人や音楽をしている人が街中に自然にいるような芸術が身近にある街で、話しかけられることもしばしばあったそうです。
ある時たまたま隣に座ったおじいさんに話しかけられ世間話をしている中でNAOMIさんが描いていた絵のお話に。
その描いている絵がほしいと言われあげようすると、そのおじいさんは「時間をかけて描いてるんだから、お金を払わせてほしい」と申し出ます。その時に初めて自分の描いた絵に値段がついたことがとても嬉しく、大きな経験になったそうです。
NAOMIさんの描く絵はとてもカラフルで、独特な世界観があります。
モチーフは動物や人間など生き物が多いようですが、その色彩は鮮やか。そこには、見た目や年齢、性別、肩書きなどで判断されない世界を望むNAOMIさんの願いが込められています。
カナダはもともと移民の多い国。そんな場所でいろんな人とお話ししたNAOMIさんはそこには自分のことを日本人の学生としてではなく、1人の人として話をしてくれる人たちがいたことで肩の荷が降り、とても生きやすくなったと話されます。
まだまだそんな世界には遠い日本社会。肩書きや外見のフィルターを通して人を見るのではなく、その人の個性や面白さを見て関わり合える社会になって欲しいという、彼女なりの表現ですね。
絵を描くこと以外にも、たくさんの夢を語ってくれたNAOMIさん。
その夢を叶えるには就職してる場合じゃない、時間が足りない!とリスクを認めつつも今の道を選ばれました。
これからも自分の夢ややりたいことに正直にしていってほしいですね🍀
ちなみにNAOMIさんは現在、絵単体でもちろんステッカーやマグカップなどいろんなグッズにもして販売しているそう。
この度学生トートバックデザインコンテストでも入選されました✨
コンテスト結果はこちらから!
shiBanoにも絵を何枚か飾らせていただいていますので、気になった方はぜひご連絡ください♪
記事/吉岡
観音様
台風が去り、秋らしい涼風が吹くようになりましたね。夏の終わりを感じます。
今回は奈古地区河内集落の夏の行事「観音様供養」をご紹介。
河内集落には観音様とお地蔵様が祀ってあるお堂があります。
毎年お盆には、奈古 大覚寺の末益住職に供養をお願いしています。
その際には集落住民もお堂にお参りをします。
供養は、末益住職のお父様の代から約50年近く続いているとのこと。
当日は、朝から周囲の草刈りやお堂内の清掃、供養の準備を行います。
供養は夕方から始まります。
観音様、地蔵様の供養をした後には、お参りにきた人にもお経を読み上げていただきます。
これは「ご供養した仏様からの功徳をお経にのせて、皆の幸せを願う」という意味があります。
お経を読んでもらう事で、お参りにきた人は安堵を感じることができます。
この行事を行う上で欠かせないのが、大般若経という三蔵法師様が翻訳した600巻のお経。
経本で背中、肩、を軽く叩くように触れてもらうことで、このお経のエッセンスを直接受ける事ができます。
また御神酒をいただくことで、身体を清めます。
この行事は盆休みに帰省した人たちが顔を合わせる場でもあります。
お参りにきた人にはビールやお菓子が配られ、大人はその場で宴会をします。
(今年はコロナ禍で、宴会はできませんでした。)
子どもたちもお菓子がもらえるのでご機嫌です。笑
私も子どもの頃にお参りしたことを思い出し、懐かしさに浸っていました。
今後も小さな文化、貴重な行事を集落で継承していきたいと思います。
記事/小野
スマホの使い方講座
8月3・4日、福賀公民館のうそんセンターで「スマホの使い方」講座を開催しました。福賀公民館の要望を受けて開かれた、shiBanoスタッフによる、初めての出張講座です。
1日目は「スマホとは?」というテーマで講座を実施。スマホの種類やアプリについて、そしてスマホを使う上での重要なWi-Fiなどの「通信」について説明しました。
2日目は「連絡ツールを使ってみよう」というテーマで、幅広く使われている「LINE」の導入から使い方までを習得してもらいました。
これまで、shiBanoに来られた方から、スマホの使い方について個別にご相談を受けることはありましたが、講座形式で大勢の方に教えることは初めてでした。
今後、ご要望があれば他の地区での開催も検討しています。
コロナ禍で活動が制限されている中でも、努力次第で生活は豊かになると思います。
スマホの活用方法を覚えることで、離れている家族や友人と写真を共有したり、顔を見ながら連絡を取ることも可能です。スマホを活用している周りの人を見て「私にもできる」と、挑戦する人が増えていくと嬉しいです。
shiBanoに来所していただければ、スマホやパソコンの基本的な操作をお教えすることもできますよ。
私たちshiBanoスタッフができる限りお力になります。
記事/小野
shiBanoでIT!
今日はasta*base の石田さんによるプログラミング教室がshiBano行われました!
今回もみんな楽しそう!2階からは今日も賑やかな声と音が♪
もはやゲーム感覚ですね!!
石田さんのプログラミング教室は学年やレベルで時間をずらして行われているので、初めてのお子さんでも安心です✨
「なんで?」「どうして?」を自分で考えるきっかけにもなるプログラミング。
今日も「なんで?なんで?」と言っていた子が石田さんから教えてもらう前に自分で解決策を見つけけていましたよ✨
shiBanoでのプログラミング教室は9月19日(土)にもありますので、興味のある方はぜひお問い合わせください♪
そして前回参加された方にとても好評だったエクセル教室。
次は9月26日(土)開催予定です◎
今回は「Excel関数使いさばき講座~IF関数で体調管理!~」
なんとExcelで体調管理!そんなこともできちゃうんですねぇ、、
そもそも「IF関数って、、なんだっけ」と思っていることは置いといて、体調管理もできるってわかったら楽しそうですよね♪
その中でIF関数を学べるのだから一石二鳥✨
暑いから、コロナだからとご自身の体調管理から目を背けている方、今回のExcel講座で体調管理を始めてみませんか!
現代の子どもたちはデジタルネイティブ世代とも言われていますし、社会でもPCが使えるというのが当たり前になってきます。
そんな時代の中で自分のできることが増えていくというのも楽しいのではないでしょうか♪
新しいことを学ぶのに年齢は関係ありません!
shiBanoで気軽にITに触れてみましょう!!
記事/吉岡