shiBano日記
新しい風を受け入れながら
先日お伝えした藤本さんの働く(株)宇田郷定置網さん。
藤本さんの取材のため滅多にしない早起きをして漁船に乗せていただきましたので、ご紹介いたします🐟⏰
※定置網とは
大きな網を一定期間仕掛け、回遊する魚を誘い込む漁獲方法
無駄に魚を捕り過ぎない、持続性のある漁法
朝6時に尾無の港に響くチャイム。
この音と共に漁師さんたちが集まり、出航の準備が始まります。
そして仕掛けた定置網の元へいざ出航!!
朝の光を浴びてきらきらと光る海はとても綺麗で行先を見据える漁師さんもかっこいい。。
そんなことを思っていると仕掛けのあるポイントに到着です。
網を手繰り寄せる漁師さんたちの眼は真剣。
時には厳しい声も飛び交いました。
水揚げの瞬間はど迫力!!
掛かった魚を素早く仕分けていきます。
いい魚が入っていると思わず顔もほころびますね☺️
仕掛けたポイントを回った後は宇田港にて仕分け作業です。
獲れた魚の選別作業でとても楽しそうに作業をされるベテラン漁師さんや
「綺麗なイカやなぁ」と嬉しそうに見つめる漁師さんも。
そこには魚への愛を感じました。
宇田郷定置網はIターン者の受け入れを積極的に行なっている事業所の1つです。
廣石社長は世代交代も前向きに考えておられ、将来的にも続けていくために、若手を育てることの必要性も感じておられます。
だからこそ、やる気のある若者を受け入れ育てることに力を入れているそう。
「最初からわかるものはおらんから」とわからないことは教えたり、舵取りの若手を育てることにも積極的です。
宇田郷定置網の中で最初にIターンで阿武町に来られ、12年が経つ藤本さんは
「12年前来た時に、廣石社長と当時の漁協運営委員長だった堀さんに受け入れてもらえたことが大きいですね」
と話されます。
藤本さんについてはこちらから
宇田郷の漁業を守り続けていくために新しい風を受け入れる、そんな宇田郷定置網。
これから先どんどん若手が育つことを願います!
今回は貴重な体験をありがとうございました✨