shiBano日記
青春の1ページ
2021年12月29日
ABU WATER BOYSのラスト公演が道の駅阿武町横の温水プールで行われました。
11年前、温水プールが冬季休業していたころ。
飲み会の席で誰かが言った「ウォーターボーイズでもあったらいいんじゃない?」
この一言がきっかけで結成された「ABU WATER BOYS」
今では公演を行えば500人以上のお客さんを動員し、「阿武町って言ったらウォーターボーイズのところだよね」と言われる阿武町の顔となり、コロナ禍で思うように公演ができない中でも、Youtube配信にテレビやラジオ出演など地道な活動を行ってきました。
そうして走り続けた11年。
「このたびその活動に一度区切りをつけ、ゴールテープを切ることといたしました。」
と今回をラスト公演とすることを発表。
コロナの影響もあり、入場人数に制限をかけ事前申し込み制となりましたが、応募が殺到。
少しでも多くの方に楽しんでもらいたいと昼と夜の2部公演となりました。
そして迎えた当日。
開場時間となり次々と入ってくるお客さん。
カッパやタオルをしっかり用意して濡れる準備万端な方がたくさんいました。
もちろん「寂しい」と言う気持ちは皆さんあったと思います。
しかしそんなことボーイズたちに見せるような野暮なファンじゃありません。
たくさんの水しぶきを浴びて大喜びし、一緒に踊り、「今までよく頑張ったね、ありがとう」とその気持ちをぶつけていました。
ボーイズたちもラスト公演なので大サービス!
いつも以上に思いっきり水を浴びせ、お客さんもボーイズたちもとびきりの笑顔でのラスト公演となりました。
夜公演ではポ・ヤシロの八代淳一さんが駆けつけ「この飴を舐めている間、ウォーターボーイズのことを思い出して欲しい」と特別に作ったキャンディを会場で配られたり、今までよくがんばったとお客さんがメンバー全員にメダルを作ってきたり。
みんなに愛され、ABU WATER BOYSのラスト公演は無事に幕を閉じました。
「この11年間、ボーイズのみんなといる時間は私にとって青春だったな、と思います」
とマネージャー"さきちゃん"は語ります。
曲選びから振り付けの考案、練習の指導と計り知れない努力をしてきた彼女も最後にはボーイズたちの手によりプールにドボン。
あとからメンバーも飛び込んでいき大笑いしながら水を掛け合う、まるで映画のワンシーンを見ているかのようなキラキラとしたその光景は、まさに青春そのものでした。
これまでたくさんの人たちに笑顔を届けてくれたABU WATER BOYSのみなさん、本当にありがとうございます
11年間お疲れ様でした。
公演は最後となりましたが、今後もそれぞれの場面でのご活躍を楽しみにしていますね◎