shiBano日記
2020 / 12 / 15 17:00
地域資源を活用!
最初の写真は「コウゾ」という木の皮を集めたものです。白くて綺麗ですよね。
コウゾはクワ科の落葉低木で、古くから和紙の原料として使われています。
手すきの和紙は非常に丈夫です。
強靭な理由は繊維が長くて太く、繊維同士が紙すきの工程でよく絡み合うためです。
阿武町の山間部ではコウゾが自生しているのを見ることができます。
水はけがよく強風が当たりにくい傾斜地でよく育ちます。
コウゾは成長が早く、一年で3m以上に。大きく成長したものは直径20cm、樹高5mほどになります。
私が住んでいる集落でもコウゾをよく見かけます。
今年、沢からの取水口に生えている大きなコウゾを撤去しました。
また旧道の清掃活動では、道の脇に生い茂った大量の草木を刈っていますが、その中にもコウゾが含まれています。
これらの草木は毎度処分するわけですが、使えるものは有効活用したい!と思い、和紙を作りました。
後日、和紙づくりの過程を記事にしようと思います。
記事/小野