shiBano日記

2020 / 10 / 20  17:00

新たな作品が生まれる窯

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陶芸作家の橋本一成さんの作業場にお邪魔しました。

 

橋本さんは、3年前から奈古地区で創作活動を行っています。

有田焼窯元で勤務、唐津で修行をなさった後、阿武町奈古地区に移住され、独立されました。

 

 

 

実は昨年、shiBanoの庭のブロック塀を改修する際に、橋本さんのお力を借りました。

グラインダーなどを用いて不要なブロックを取り除いていただきました。

 

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そして、取り除いたブロックの使い道に困っていたのですが、なんと橋本さんが引き取ってくださることに。

 

このブロックたちが新たに使われる場所は、、、

 

 

 

 

なんと「窯」!!

橋本さんは現在、ご自身で陶芸窯を制作中です。

全長4m、高さは2mほどになるそうです。この窯を橋本さんと橋本さんのお父様、二人で制作されているとのこと。

 

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現在、窯の基礎部分が完成しています。

この基礎部分の「かさまし」としてshiBanoのブロック塀を使っていただきました。

 

 

 

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基礎から上は耐火レンガで組んでいきます。

 

ここで使う耐火レンガも、一個一個 手作りで制作されていること。

一個作るのに20分かかるそうです。全体で700個近くを制作する予定だそうです。ものすごい仕事。

 

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材料は、阿武町で採れた真砂土と粘土。つまり阿武町産の窯が出来上がるんです!

 

 

これから窯の完成、そして、ここで新たな作品が生まれることが楽しみです。

shiBanoには橋本さんが制作された器をいくつか置いてますので、ご興味のある方はスタッフにお声掛けください。

 

 

記事/小野