shiBano日記
2020 / 08 / 06 16:37
一生に一度の花
先日町内の方から「すごく珍しい花が咲いたから見に行っておいで」と情報をいただきました。
その情報を元に向かったのは宇田郷地区の宇田八幡宮。
桜のトンネルができる町内の名所としてこのページでもお伝えしましたね🌸
その八幡さまのすぐ近くにその花は咲いています。
ぐんと背の高いその花の存在感に圧倒され、思わず1人で「すごい!!!」と叫んでおりました。
この大きなアロエのような植物は「アオノリュウゼツラン」というそうで、50年に1度、最後の力を振り絞るように花を咲かせ、子株を残して枯れてしまうそう。
私が小さい頃から当然のようにそこに生えていて、子ども心に「ここには大きいアロエがあるから火傷になっても大丈夫」なんて思っていたんですが、アロエじゃなかったんですね、、
近所の方は「最初は全然気づかなくて。気がついたら大きなアスパラみたいになっていて、なにこれ!ってびっくりしたんよー!それからぐんぐん伸びていってね。すごいよねぇ。」と驚きを隠せない様子でお話ししてくださいました。
枯れる前に残されるという子株が順調に育ったとして、次にここで花を咲かせるのは50年後の2070年前後でしょう。
自分が生きているかどうかも怪しいです。。
リュウゼツランが花を咲かせるのが一生に一度なら私たちもまた、見ることができるのも一生に一度と言っても過言ではなさそうですね。
上の方はまだ花が開いていないようなので、まだしばらくは見ることができそうです。
この後枯れるとは思えないほど力強いリュウゼツランの花に会いに行ってみてはいかがでしょうか🌷
記事/吉岡