shiBano日記
御山神社について
今日から梅雨入りでしょうか。しっとりと雨が降り始めましたね。
雨で外にでるのが億劫なら、外に出た時のことを思い出してみるのも良いかも。
ということで、以前ご紹介した神宮山の階段。
この神宮山の麓にある御山神社について、案内していただいた茂刈克巳さんからもたくさんお話を聞かせていただいたので少しご紹介をしたいと思います。
この御山神社、実は歴史は浅く、昔は「権現者」と呼ばれ観音様の化身として祀られていたそうです。
観音様なので、本来は仏教だったんですね。本地垂迹説(ほんじすいじゃくせつ)が広まった時に御山神社になりました。
また、この神社の家紋は「軍配笹」というものを少し変えてオリジナルで作られたそう。
その裏にあるのはぺけマークの紋。これは「違い木」というそうです
神社の木彫りの部分を意識して見たことがなかったので、こうしてお話を聞くことができてよかったです✨
同じ敷地内にある「五所神社」
こちらはもともと、尾無・畑・上惣郷・下惣郷・大刈名振 の5つの地区の氏神様が集まってできた神社。
時代の流れとともに氏神様をまとめようという動きが出てきて、明治42年にここに建てられたそうです。
神社もいろんな形で現代に残ってきているのですね。
そしてなぜか茂刈さんが何も触れずにいたこちらの安産の石。気になったので尋ねてみました。
これは大刈りトンネルが貫通した際に出た貫通石。昔から出会い貫通の石は安産に縁起がいいとされ、ここに祀られたそうです。
この石の説明書きの横には寄付をされた方のお名前があるのですが、ここはどうも夫婦連名が多い。
そしてそこに茂刈さんご夫婦のお名前があるではありませんか!
実は茂刈さん、この御山神社で結婚式を挙げられたそうです✨
「黙っとろうと思ったのにあんたが聞くから、、」と照れくさそうに話してくださいましたよ☺️
聞いてみてよかったです🍀
まだまだ茂刈さんから教えていただいたことはあるのですが、今回はこの辺で◎
記事/吉岡