shiBano日記
2019 / 08 / 15 16:00
復活した神楽舞
8月14日 宇田郷地区、福賀地区ではお盆祭りが行われました。
福賀地区では2年前に復活した神楽舞が昨年からこのお盆祭りでも披露されるようになりました。
今回披露された演目は「恵比寿」
福賀神楽保存会の山本副会長の山本さんが恵比寿を演じたのですが、なんと親子共演ということで
可愛らしくも堂々としたその舞にたくさんの方が笑顔になっていましたよ。
福賀神楽は以前、福賀中学校の生徒たちによって継承されてきました。
文化祭や敬老会、福賀大農業祭り、神社への奉納など学校行事にとどまらず
地域での発表も多くあり地域の方にも喜ばれてきました。
しかし中学校の統合により神楽舞は地域行事から姿を消してしまったのです。
そんな中福賀中学のOBを中心に自分たちが引き継ごう、という動きが出てきました。
衣装や道具はある。あとは各自で思い出しながらの練習が始まりました。
そうして始まった神楽舞ももう3年目。
メンバーも増え、当初は2体だったオロチも今では4体も!!
昨年行われた山口ゆめ花博でも披露されました✨
今回のお祭りで印象的だったのは客席の最前線で神楽舞を見つめる子供達の姿。
みんな目をキラキラさせて舞の真似をしたりお囃子の太鼓を叩く真似をしたりしていました。
私が子供の頃もやはり、早くあんな風に踊ったり演奏したりできるようになりたいと
先輩たちの踊る姿を見ていました。
伝統芸能を身近に感じ、触れることができる環境が再びできたことや
こうした大人たちを見て育つことは子供たちにとって良い刺激となるのではないかと思います。
この子たちが大きくなって神楽をしている光景が楽しみですね✨✨
福賀神楽保存会のみなさん、これからもご活躍楽しみにしています!
本日の記事/吉岡